>>391
逆指値の注文は二段構造だってのは分かってる?

今100円のものが90円に下がったら損切りで売ってくれてのが逆指値だよね
しかしその90円て注文は売却値段じゃなく「注文を出す発注値段」だよ、すなわち90円になったら売却注文を市場に出してくれという発注の時期を指示したに過ぎない
だから、90円になったらじゃあいくらで売るのか売り値を別途指示しなくちゃいけない、指値か成行か
すなわち「90円になったら発注して、90円以上の値段で売ってくれ」という指値か、「90円になったら発注して、いくらでもいいから売ってくれ」という成行か、
発注値段+売り値の値段という二段構造で出す

ところで引けは板寄せで値段を決めるよね
ということはそれで買い手売り手が寄り合って決まったらそこでもう皆さんは約定するじゃないか
その時自分はそれから発注できるかい

もう少し詳しく言うと、今100円のものについて「90円になったら発注し、成り行き値段で売ってくれ」と逆指値注文を出していたとする
そして引けの板寄せで買い手売り手が85円で寄ったとする(寄ったというのは売買が終了したということだ)
85円だから発注値段以下だから発注をしようとする、しかしもうその日の売買は終了して市場は閉まったんだぜ、もう注文は出せない
ということで引けで逆指しはあり得ないだろ

なお、寄りの場合も板寄せをするが、そこに逆指値を出しておくと、板寄せでは上記と同じで逆指値が発動することはないが、板寄せが終わった瞬間その値段が発注の判断値段になりそこから注文が始まる
だから寄りはザラバが始まってから逆指値の効力が出てザラバの中で約定する