あまりに基本的過ぎる質問で哂われるかもしれませんが、、、

「なぜ会社は、優待などを通じて自社の株価を上げようとするのでしょうか?」

株主様に初期の投資をしてもらったら後は、その株が他者に転売されたところでその価格が高いか低いかなんて会社の経営や財務状態には全く関係ないですよね。
むしろ株価が下がってくれれば、自社株買いをしやすくなります。そうして市場に出回った株を全部買い占めてしまえば、配当金なんて払わずに内部留保しまくりで
より会社の経営が楽になるじゃないですか? うるさい株主が経営に横槍をいれてくることもないし、総会屋対策に意味のない金を使うこともなくなります。
社長の思い通りの理想的な経営ができますよね。なのになぜ、自社の株価を上げようとするのでしょうか?

増資する際に大金が手に入りやすいからですかね。でもそうだとしたら、企業はPOなどを通じてがんがん増資するはずじゃないですか。
実際には、PO なんてそんなに行われていないですよね。
そもそも増資って株主の承認を得なくてはならないし、そう考えるとますます株主の意見を封じ込めるために自社株買いをさっさと終わらせて
回収し終わったら、それから株価をあげて増資することにすれば理想的ですよね。でもそんなことをしている企業はみたことがない。なんででしょう???

3年連続で保持し続けたら(株保有者名簿に載っていたら)、Quoカード をさらに +1000円分上乗せ、とかの優待を多くみかけます。
どういう理由なんでしょうか? 株なんてだれが保有していようと関係ないのに。
むしろ積極的に転売して出来高をあげてくれたほうがいいんじゃないかと。