ビデオ通話やデジタルビデオファイルの規格化に当たってCIFやSIFというフォーマットが作られた
そのとき決められた横画素数が352や360で704や720は4CIFや4SIFという拡張フォーマットが起源
なら352とかはNTSCやPALネイティブなのかというとそんなわけはない(NTSCの設計水平解像度は330TV本=オーバースキャン込みの走査線全体で440本相当)
ので4倍画素を設定したわけだ
現在でも販売されてるアナログビデオカメラは25(27)万画素と称するセンサーを使ってるが横画素数は512前後
スーファミとかレトロゲーム機でもよく見る値だがレトロで特徴的なのはいわゆる240PというNTSCには存在しない擬似プログレモード
他方IBMが作ったPC向け規格のVGAは有効走査線数に近い縦480と正方ピクセルから算出される640を採用した
かようにNTSC(PAL)対応モニターで表示可能な信号周波数は多様でありアナログ技術の冗長性でもある