それと話は変わるけど、今日、大学の公開講座で講義をしている時に、気付いたことがあって新しい理論をひらめいた
所謂、『老害論』

日本で言われているところの『老害』という言葉はエイジズムという考えや思想とは全く異なった性質を持つものであり、どちらかと言えば負け犬の遠吠えに近く、
これに最も近い概念はニーチェのいうところの『ルサンチマン』であり、社会学的に言うならばレベッカ・コスタの認知閾状態だろうな

ルサンチマンは知ってるだろうから良いとしてさ
この認知閾という概念は未だに浸透していないみたいだわね

反対はするが対策はない。
個人に責任を転嫁し、問題を解決したと自己陶酔する。
怪しげな因果関係に飛びつく。
行き過ぎた経済偏重行動をとる。
物事の原因が不明でも何か一つにこじつける。
応急処置や緩和策に満足し根本問題を先送りする。
何もしないことを罪悪視する風潮になる。
問題を細分化してより複雑にしてしまう。

こういう状態なんだがね、これの丁度、1番目、2番目、3番目というか、殆どに当てはまるな
まあいいわ
あんまり関係ない話（大いに関係あるけど、関係無いことにしておかないと怒るので）はやめておく
ほんで、結びだけ書いたら消えるわ

『老害』という考え方は、エイジズムととは全く異なるという事を私は先ほど発見したのだ、講義の中においてである
『老害』とは、年齢が若者（というよりは未熟者）の意見を認めてくれない全ての人に対する侮蔑言葉であり、弱者の嫉みである
当然ネット上では己よりも年の下の者に対しても、『黙れ、この老害が』とか、『老害乙』というナンセンスな場面もしょっちゅうある筈である
その理由は、モニタの向こうの相手が見えるでないし、当然、年齢も表示されているわけもない
しかし、他者はわざわざ、そんな争いにいちいち構うわけもなく、又、深く考察することもなく、皆が黙って通り過ぎていく
ただただ自分と意見を異にする者や、己より、知識があったり、経験のあるもの、技術力のある者に対して、勝手に年上の人間と決めつけてかかり、『老害乙』とだけ書き込み（彼らには総じて文才あるわけもなく、漢字さえ書けるかすら怪しい）
ただ一人で自己満足なり、思考停止しているという事実をようやく知った
人に対して老害という人間は総じて害悪であり、己が死ぬ歳になっても誰からも愛されることの無い不幸な人間である

こういう日記を今書いてるんでな、手書きでな
ついでにタイピングしてやったわ