PC-98版Windows NT 3.5xのIDEドライバがチェックする箇所

PC-98版Windows NT 3.50のIDEドライバはメモリ457h(0000:0457h)で
ドライブの接続状況を確認します。スレーブにドライブが繋いであっても無視します。
またセカンダリ・マスターのみの接続でブートは失敗します。

次に、PC-98版Windows NT 3.51のIDEドライバはまずF8E8:0000h〜0001hの
9821hの値をチェックして、9821hだった場合はF8E8:0005hのbit4の値をチェックします。
@
F8E8:0000h〜0001hが9821hかつF8E8:0005hのbit4が1の場合
メモリ5BAh(0000:05BAh)のIDE接続フラグをチェックしてドライブの接続状況を確認します。
(0000:05BAhのフラグはUNDOCUMENTED Vol.2に記載はありませんが
F8E8:0010のIDE接続フラグと同じ仕様です。)
セカンダリ・マスターのみの接続でブートが可能です。
ブートドライブにスレーブを接続するとブートに失敗します。
(スレーブのみの接続でもブートは可能ですが、ドライブ接続状況によってはデーター破損等の
予期せぬ事態が発生する場合があります。)
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F8E8:0000h〜0001hが9821h意外の値またはF8E8:0005hのbit4が0の場合
Windows NT 3.50と同じ方法でドライブの接続状況を確認します。