〜 SONY CDU948Sでの位置ずれのない焼きについて 〜

SONY CDU948Sは、EACで作ったOffset Test CDで「Read sample offset correction」を検出すると、検出するたびに値が異なってしまいます。

また、非MMCドライブのため「Write samples offset」も求めにくくなっています。ただ、他の多くのドライブのOffset値が判明しているため、実際に948Sでライティングをして、他ドライブで吸って比較・・・といったことをすれば「Write samples offset」は検出可能です。
(詳しいやり方は省きますが、948Sの「Write samples offset」は「+24」です)

さて、実際に948Sで(位置ずれのない)音楽CD焼きを行うにはどうすればいいのか?ですが、


1. 「Combined read/write sample offset correction」に適切な値を入れて、948S以外で読む。(EAC + 948Sでリッピングすると、読むたびに位置ずれがおきるため)
2. できたCUEシートをCDRWINまたはnero5.5等に読ませて焼く。


となります。
ポイントはEACで設定するの「Combined read/write sample offset correction」の求め方ですが、

例)PLEXTOR PX-40TSを読みに使用する場合
646 + 24 = 670

例)PLEXTOR PX-W4012Aを読みに使用する場合
68 + 24 = 92

例)TEAC CD-532Sを読みに使用する場合
62 + 24 = 86

です。