>>213
■AVI出力
 コーデックに「RGB(24)」または「YUY2」形式でデータを渡しAVI出力する。
 どちらで渡すかは、ファイル→環境設定→コーデックの設定 で、コーデック毎に決められる。
 「YUY2で圧縮する」がグレーアウトしておらず、かつチェックが入っている場合は、YUY2で渡される。
 それ以外はRGBで渡される。アルファチャンネルは扱えない。

■拡張編集AVI/BMP出力(RGBA)
 コーデックに「RGBA(RGB32)」形式でデータを渡しAVI出力する。環境設定→コーデックの設定 は影響しない。
 アルファチャンネルが別になっている「RGBA」で渡されることに注意。
 アルファチャンネルを保持できないコーデックを使うと、アルファチャンネルが捨てられてしまう。

編集結果をプレビューで見たままの状態から劣化させずに出力したいなら、以下のどちらかが必要。
 1.AVI出力でRGB形式で可逆出力(アルファチャンネルは合成済みの状態となる)
 2.拡張編集AVI/BMP出力で"アルファチャンネルを保持できるコーデックで"RGBA形式で可逆出力

AMV2はRGB、YUV4:4:4、YUV4:2:2(YUY2)という複数形式で圧縮を行える(行えてしまう)コーデックなので扱いはややこしく、
AviUtlでAMV2を使ってRGB形式で圧縮したい場合は、
  1.「コーデックの設定」で、AMV2の「YUY2で圧縮する」のチェックを外す
  2.AMV2の設定で、「R1」または「R2」を選択する
  3.AMV2の設定で、入力フォーマットのRGB系にチェックを入れておく
といった条件を満たす必要がある。満たしていない場合は途中でYUVになり劣化が発生する。なおアルファチャンネルは扱えない。

一方、UtVideoは、わかりやすいように圧縮形式毎に分かれているコーデック。
例えば「UtVideo RGB」は「RGB形式で可逆圧縮を行うコーデック」で、RGBでの入力しか受け付けないので
途中でRGB→YUV変換が発生することはなく、AviUtlでの設定も特に気にすることなく使うだけでRGBで可逆出力できる。
「UtVideo RGBA」ならアルファチャンネルも保持できる。

ということで「AVI出力でUtVideo RGBで出力」または「拡張編集AVI/BMP出力でUtVideo RGBAで出力」すればプレビューのまま劣化しない。
AMV2はややこしいからやめとけ。