>>869
モニタやテレビのアプコン性能はテレビによりけり。
ただしDaVinciやVegas使ってちゃんとやったHDRリマスターとテレビでやるレベルは雲泥の差。当たり前だが。
あと使い勝手からVegas使うことが多いな。DaVinciは物によって使うこともある。

テレビのHDR化というけど一律でLUTやフィルタのプリセット作ったの当てるだけじゃ効果は知れてるよ。
一律じゃ効かせすぎると破綻させることもあるから効かせられないし、複数のプリセット作ったところで効果は知れてる。
複数ある場合どうやって判断するんだってのもあるから。一律よりはマシだけど。
タイトルごとにユーザーが毎回設定弄り回せばいいんだけど、それだとユーザーがシーンごとにカラーグレーディングやるのか?って話だし、
そもそもただ見るだけの連中はそんな高度な映像編集の知識や経験持ち合わせてない。無理。

ポスプロ用のツール使うHDR化って、そのシーンはどういうシーンか、どう表現したいか、何を出したて何を沈めたいか、
そういった意図を持って画を作ることになる。
そもそもカラーグレーディングってそういうことだし、HDRはその制限がなくなったという事。
俺もちゃんとやるときは外部のプラグインも使ったりするしプロ向けのツール使って作り込む画にはテレビのHDR化程度じゃ絶対勝てないよ。
当たり前だがハイライトだけをより強く光らせたい、とかそういったことも必要ならやるし、シャドウはもっと沈ませたい、というのもやる。
星空のシーンで星の煌き強めたいけど空の暗さは上げたくない、とかね。
そういったのを少なくともシーンごとにやる。

そこまでやってると実際の商用との違いはソースがなにか、くらいしかない。
商用だと多分ProresとかDNx、ひょっとしたらXAVCかもしれんが、そういったより高品位なソース(が残ってれば)使えるから。
拘るところだとメアリと魔女の花みたいにコンポジット段階まで遡ってやる例もあるだろうけど