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 OSのセキュリティに関する考慮事項
Windows XPは、開発者(マイクロソフト)によってサポートやメンテナンスが終了しており、現在のマルウェアに対抗するため継続的なセキュリティアップデートがありません。
2014年4月以降はサポート終了とみなされ、それを使用することは本質的にセキュリティ上のリスクを負っています。
また、Windows XPにはプログラムセキュリティと強力なセキュリティ証明書の機能が欠けていることもわかっています。

 カーネルの互換性
Windows XPは、NTカーネルバージョン5で構築されています。
このカーネルは、Windows(Windows 10を含む)以降のすべてのバージョンが構築されている後世代(NT6)とは大きく異なるアーキテクチャとAPIセットを備えています。
古い世代との互換性を保つことは、ブラウザの開発とパフォーマンスを著しく阻害します。

 安定性に関する考慮事項
NT 5.xカーネルの互換性を強制すると、特にPale Moonで使用される最適化で安定性の問題が発生することが示されています。
よりモダンな(Vista以降の)ウィンドウ機能を使用できることと、Microsoftコンパイラのネイティブターゲットを使用することで、安定性が向上します。

 グラフィックスサブシステムとの互換性
Pale Moonのグラフィックスサブシステムは、Windows XPでは使用できないDirectX 10以降を使用できるようにすることを目的としています。