今までH264でエンコードしていたが、今後は高画質のH265に切り替えようとした。
が、H265はやたらに時間がかかる。
AsVideoConvを使ってRX480のH/Wエンコードも試してみたが、2Passができない、
画質を指定するとファイル容量の予想がつかない、ビットレートを指定すると途中で
落ちるという有様だったので、高速S/Wエンコードのマシンを作ろうとRyzen
ThreadRipper 1950Xと水冷に手を出してしまった。
完成したマシンでエンコードをしようとしたが、
「負荷掛からねえ」
どのソフトも32ものスレッドを使いきれない。せいぜい負荷率50%。
Razera Free MP4 Video Converter1.2(64-bit)という中の人ffmpegのソフトには
スレッド数指定の機能があり、それで16スレッドを指定すると、32スレッドよりも
若干速い始末。
このソフトは2重起動が可能であったから、どちらも16スレッド指定でパラレル
エンコードできるか試してみたら成功。
負荷率は80%強まで向上、シングルエンコードの2倍とはいかなかったが、2本の
25分BD画質のFHD動画を、6120Kbps+128kbpsのビットレートでH265エンコード。
所要時間37分57秒。
タスクマネージャーの32の窓がすべて負荷で埋まっているのを見て自己満足に耽って
います。