>>305
osが発行するtrimコマンドもsecure eraseも基本は同じだよ。
osが発行するtrimコマンドは、当たり前だえけど使用されてるセクタに対しては発行されない。
そんなことしたらデータが消えちゃうからね。
secure eraseは全データを消去するツールだから、結果的に全セクタにtrimコマンドを
発行するのと同じになる。

またガーベージコレクションとページの消去がごっちゃになってるように見える。
どのページを消去するのが最適か?を決めるのにガーベージコレクションを行い、
決まったらそのページを消去する。

ガーベージコレクションは一部しか使われてないページのデータをほかのページに移し、
その後そのページを消去うするから、この作業自体が限りある
ssdの書き換え回数の1回分を消費する。

ssdはこの先度のセクタのデータが書き換わるか
わからないので(それはユーザーの使い方に依存する)、
なるべく消去を先延ばししようとする。
せっかく移動したばかりのデータがまた書き換えが必要になったら、
移動による書き換え+ユーザーによる新たなファイルの保存による書き換えで
2回も書き換え回数を消費してしまうからね。

だからssdはできる限り「ぎりぎり」まで消去をしないしガーベージコレクションもしない。
その方が寿命に有利だから。しかし一方で大量のデータが書き込まれた場合、
ガーベージコレクションをしながら書き込むことになり、どうしてもライト速度が遅くなる。
それはユーザーにとって「このssdって遅い」と感じさせてしまう。
だからある程度の大量書き込みの余力を残しつつ、
できる限りガーベージコレクションを先延ばしする。