FLACの場合はメタデータブロックがファイルの先頭(圧縮データより前)にあるから、
seektableを作る場合、圧縮前にあらかじめseekpointの数だけ領域を確保する。
この操作のためにサンプル数が事前に必要。
ちなみに何サンプル目にseekpointを置くかを決めればいいだけなので、
サンプル数はおおよそでOKで正確である必要はない。

エンコード後に実際のサンプル数を使ってseektableを更新できるのが理想だけど、
確保した領域の分よりも多くのseekpointが必要な場合、
メタデータブロック後の巨大な圧縮データを再配置する必要がある。
ただ、padding領域を使えばある程度までならメタデータブロックのみの再配置で済むから
この程度の実装なら将来のFLACでやるかもしれない。

まあ、サンプル数が未知のPCMストリームをseektable付きで圧縮するという需要がどれだけあるか、だけど。