>>151-152
1966年、昭和41年のテレビドラマ『NHK劇場 大市民』の一場面。
ある会社の重役が

「君ら戦中派の生き残りは、人間のカスだと思っている。優秀な人間はみんな戦場で死んでしまって、
無気力で卑怯者で要領のいい奴だけが生き残っている、これじゃァ、まるで火事場泥棒みたいじゃないか」

と言うと、植木等演じる主人公(中間管理職)が

「ウワッハッハッハッハ。火事場泥棒とはまいったなァ」

「来年からは明治生まれの老兵は去り、君ら大正生まれが覇権を握ることになる」

植木等演じる主人公
「すると、来年もまた火事場泥棒やらされる、ってわけですか、ウワッハッハッハッハ」

植木等にしかできない、リアリティのある場面だった
(『NHK放送史』でハイライトのこの場面が観られる)

これを見た後だと、古き良き昭和の日本とはいえないと思ったよ