フェイスブック、中国4社と個人情報共有=米議会から批判

【ニューヨーク時事】インターネット交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブック(FB)が、中国の携帯端末メーカー4社に対し、利用者の個人情報へのアクセスを認めていたことが分かった。米メディアが6日までに報じた。
安全保障などの観点から中国への情報流出に懸念が広がる中、米議会からも批判の声が出ている。

報道によると、FBは米アップルや韓国サムスン電子など世界の端末メーカー約60社と利用者の情報を共有。その中に華為技術(ファーウェイ)、レノボ、OPPO(オッポ)、TCL集団の中国4社も含まれていることを認めた。
 米紙ニューヨーク・タイムズによると、FBは中国市場参入を狙い、遅くとも2010年から4社に利用者の職業や交友関係、好みなどの情報へのアクセスを許可してきた。(2018/06/07-09:29)