伊藤真は「個人の尊重」とすり替えて使っているが、
やはり「個人の尊厳」というのが正しいと思われる。

なぜなら、憲法の核心的価値が前者だとすると、
それこそ“マイノリティ支配”、「99%に勝る1%」といったものに“お墨付き”を与えかねず、不当だからである。