古谷 僕自身はと言えば、チャンネル桜とは喧嘩別れしましたし、どこが本籍地ということはありません。

菅野 古谷さんはどうしてチャンネル桜に行ったんですか?思想的な部分に共鳴したんじゃないとしたら、「ここなら儲かりそう」と思ったとか?

古谷 
僕がチャンネル桜で発言するようになったのは2010年頃からですが、当時は自営業で稼いでいたので、お金の問題ではなかったですね。
正直に告白すれば、承認欲求を満たせる自己表現の場を求めていたんだと思います。それは、たとえば東浩紀氏や宮台真司氏のところ
でもよかったのかもしれない。でも、彼らの書くものは自分にとっては難しく思えて、敷居が高かったんですよ。
大学入試で言えば偏差値68ぐらいだから、第1志望にはしづらい。それにくらべるとチャンネル桜は偏差値61ぐらいで、
自分でも模試でA判定かB判定がもらえるレベルだと思ったんです(笑)