依田さんからの追及に対して我那覇さんが「会っていません」と言ったのは、
「説得のためになんて会っていない」の意味で言っただけだという反論がありましたが、
代理ということもあり、てどこんさんとの会合の存在自体を完全に失念していたのだと思います。

代理で本を取りに来ただけの人の存在は忘れやすいと思う。
だってそのとき一番の懸念事は50冊もの本を渡すことなのだから。

我那覇さんにとって約束通りにちゃんと本を渡すことが一番大切なことであって、
急遽代理で本を受け取りに来た人のことが記憶から抜け落ちていても不自然じゃない。