少子化問題なんかはロシアをもっと引き合いに出して説明すべきだったな
ソ連崩壊直前の1988年頃、ソ連の出生率は2.2あったがソ連崩壊から急激に低下し
1998年の財政危機の時には1.2ぐらいまで落ち込んだ

その後2000年代にロシア経済が安定し出すと出生率は徐々に回復2005年ぐらいからの政府の出産奨励の後押しもあって、2015年には1.7程度まで持ち直した
ロシアの大戦後の第二次ベビーブームが1980年代ぐらいだったのでその子供の世代に出産奨励が間に合って少子化と急激な人口減少問題はとりあえず3、40年ぐらいは先送りに出来た
2000年代初頭には日本より早いペースで人口減少する予測だったし

ロシアがずっと90年代の状況のままだったら日本以上の少子化のまま、自殺者数も高止まりしたまま
平均寿命も短いままでぼちぼち日本と総人口の逆転が起きていた頃だった

ロシアは日本と違ってソ連崩壊直前の出生率2.2から98年の1.2までの減少を国民の責任と押し付けずに国家の危機だと深刻にとらえて居た結果だ