水島が叩かれているのは、水島の過去との連続性に依拠する。

水島が政党を作りたいと。

第一に、お前がどのツラ下げて政党を作りたいなどというのかと。
どの過去が関わってくるかは、御察しの通り、田母神都知事選だよな。
あれだけの、保守系大勢を巻き込んだ大自爆劇をやらかしておいて、よくもまあ政党を作りたいなどと言えるわ、という大前提から入るのが基本。

第二に、党首や候補者は誰なんだと。探ってみれば、まず我那覇や村田春樹に党首を依頼したが断られたと。めぼしい候補者もいないと。
いやいや、普通逆だろうと。党首や候補者に目処がついたら政党設立やら党としての政策発表をしろよと。妄想で自分勝手に話を進めるのもいい加減にしろと。

第三に、おまえはどういうポジションなんだと。おまえが主導的にやりたいことなのに何が顧問だよ。顧問というのは党から相談を受ける、そういう立場の人間。
顧問はいるが、党の実体がない。政策やら綱領やら顧問が全部勝手に決めているようだが、そのおかしさに自分で気づかないのかと。

一方、我那覇も別で政党を作りたい構想があると。
おい、我那覇、お前がどのツラ下げて政党を作りたいなどというのか、と批判される謂れは特にないわな。若過ぎるというのはわかるが、別に急いで作る必要性は我那覇個人の責務として全く無い。

実際、党名やら党の政策やらを先走って発表していないし、すべきでない。水島よりも我那覇の方が賢明であろう。また、どこかの自称映画監督のように、いついつまでにやるというようなやるやる詐欺も我那覇はしていない。

ポイントは

「お前がどのツラ下げて政党を作りたいなどというのか」

我那覇がこれに当てはまらない以上、水島と同一視するのは間違っている。