同社によると、Jリーグ放映権喪失による減収分は49億円に上る。Jリーグファンが解約したあおりで、サッカー以外の視聴料収入も25億円のマイナスとなった。
17年4〜12月期のスカパー解約数は45万件。新規加入者や再加入者を獲得した影響で純減数は8万件に食い止めたが、
契約者数は17年12月末で324万件と、DAZN参入前の16年6月時点(347万件)から1年半で23万件減った。
スカパーは対応策として、海外サッカーの一部試合やハイライト、過去の名勝負、有識者の討論などを24時間配信するサッカー専門チャンネル「スカサカ!」を開設しているが、
契約減に歯止めがかからない状況だ。