【saya】初めましての告白
https://38news.jp/economy/11493

さてさて、実は本日もキャスター討論と女性討論の収録があり、
6時間ほぼぶっ通しの出演を終えて帰宅。今最高にグッタリしているところなのです!

グッタリの原因はというと、ひと言で言えば
『世代間の断然がこれほど進んでしまっているのか、、、』という切なさ。
討論の中でも生涯未婚率の増加やそれに伴う少子化の原因を、若者を取り囲む雇用環境の不安定さ(非正規)や、
仕事の量が増えても実質賃金が上がらないジレンマも相当影響しているのでは、と伝えても
団塊の世代の方々になかなか理解してもらえなかった事です。

アフリカに比べてごらんよ、若者が貧しいなんて言っても、比較にならないよ!我々の時はもっと貧しかったんだ、、
若者がワガママになってるだけだ!
との論で一気に否定されてしまう事が多い今日此の頃。

日経平均株価がどれだけ上がろうと、給料が増えない、消費も増えない、非正規だから銀行からの信用がない、
そのため家や車のローンが組めない、、デフレはお金の価値を相対的に上げるから
そもそも資産がゼロの状態で社会生活をスタートする若者が最もあおりを受けやすい。

今の生活水準だけはなんとしてもキープしたい。だったら結婚や子どもはあきらめよう。
そのキープしたいというだけの慎ましい願いまで『ワガママ』だと切り捨てるのなら若者があまりに可哀想だと思います。

また、この問題が一つの世代だけでなく日本全体にとって重要なのは
現在既に大論争が繰り返されているイデオロギーの左右
構造改革以降広がっている格差の上下、に
世代間の気持ちの断絶が加わってしまう危険がある事です。