>>356
もし、350便をメーデーでやるなら、こうなると思う。

ナレーター「1982年2月、福岡から東京に向かうDC-8、日本航空350便」
乗客「順調そのものでした。空は快晴で、機体もあまり揺れませんでしたし……」
ナレーター「ところが、目的地のすぐ手前で、機体はレーダーから消えました」
管制官「何だ、どうなっているんだ?」
徳光和夫「何が起きたのか、管制官にはさっぱりわからなかったはずです」
ナレーター「350便は、羽田空港手前の浅瀬に墜落していました」
消防士「あの日はホテルニュージャパンの大火災の次の日で、まさか二日連続で大惨事の現場に行くことになるなんて思ってもいませんでした……」
ナレーター「そして、レコーダーは恐るべき事実を調査官たちに示します」
調査官1「逆噴射装置が作動、操縦桿まで押されてる」
調査官2「そんなバカな……」
調査官「どんなに機体が自動化されようと、どんなに機体の性能が上がろうと、最後の安全装置を握っているのはパイロットなんです。そのパイロットが異常を起こしたら……」
ナレーター「さらに信じられないような真相がボイスレコーダーから見つかりました」
副操縦士「機長、やめてください!!」
徳光和夫「副操縦士と航空機関士は最後まで機長に争い、乗客と機体を救おうと手を尽くしたはずです」

ちなみに、タイトルは「8 seconds」。
何故、徳光和夫かといえば、彼と、350便の副操縦士は知り合いだから。
副操縦士は直接証言することを嫌がるかも……。