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労働需給の引き締まりにもかかわらず、物価がなかなか上がらないのは「日本の経営者、国民全体が20年間続いた
景気と株式市場の低迷におじけづいており、非常に臆病になっている」ことが要因と指摘。「本来なら労働需要が高ければ、
賃金を上げ、物価を上げればいいが、企業はそれを嫌がっている。トラウマが効いている」と説明した。

また、AI(人工知能)の普及によって「機械で代替できる仕事が増えている。正規職員の生産性が十分ではないので
給料が上がりにくく、物価も停滞してしまう」と述べ、「日本は(AI普及の)進みが遅いとはいえ、それなりに影響が
出ているのではないか」との見方も示した。