こっちはどうなるんだろ

一方、『ワイド!スクランブル』は、4年半にわたってメインキャスターを務めてきた
橋本大二郎氏が9月で降板し、系列のインターネット局AbemaTVから帰還した
小松靖アナが後任となり、アシスタントから昇格した大下容子アナと新コンビを組んでいる。

 その10月第1週の平均視聴率(第1部)は4.6%で、9月最終週の4.8%から微減となり、
“メンバーチェンジ”の効果はなかった。しかし、小松アナ自体が地味な存在で、
橋本氏の時代より、数字が下がるのも致し方なさそう。

「日テレも、テレ朝も“てこ入れ”をしたはずなんでしょうが、いずれもヤル気が見えません。
タレントを切って、局アナ路線に転じた日テレは“経費削減”にはなったでしょうが、
番組自体に華がなさすぎて、『バゲット』で視聴率上昇は難しいでしょう。
テレ朝も、元NHKキャスターで、高知県知事も務めた著名人の橋本氏の後任が、
地味な小松アナでは、そう簡単に数字が上がらないのはわかっていたはず。
こちらも橋本氏に払っていたギャラ分が浮くメリットはあったでしょうが……。
両局共、ことこの時間帯に関しては、『ひるおび!』には、とても勝てないため、
『勝負を放棄した』と言われても否定できないでしょう」(テレビ誌関係者)