>>58
あくまで歴史的な視点から言えば、中国の対外政策のほうが、日本の対外政策よりはるかに「上手」
そもそも、古代中国は、黄河と長江の間、いわゆる中原地域に限定されていたが、
長い期間をかけ、南北へ拡大し、現在の中国の領域を獲得するに至った
この際、たとえば満洲族のような現地住民は、漢民族におおむね同化されており、その言語や文化はほとんど消滅している
また、古来より中国人は、東南アジアを中心として海外へ進出しており、政治的にも大きな影響力を発揮してきた

日本は、本格的な対外進出を行ったのが、豊臣政権の数年と、大日本帝国の数十年という、極めてわずかな期間に限定されており、
あまりにもその経験が不足しているというのが歴史的な事実である