>>968
>お前はアホだ
>極東分断工作なんてものはない

そもそも現在の中華人民共和国の版図の基盤を作ったのは
「門戸開放、機会均等、領土保全」という三原則を掲げて、
他の列強に遅れて中国への参入をはかったアメリカである。

「門戸開放、機会均等、領土保全」というアメリカがかかげた原則は、
1922年、ワシントンで結ばれた「支那ニ関スル九国条約」として結実する。

これによって満州、モンゴル、ウイグル、チベットは、中国の版図の一部であるとされてしまった。

この九ヶ国条約は、漢民族の版図を近代中国の領土と見なし、
満州と中国の切り離しをねらった日本の戦略と
その後、真っ向からぶつかりあうことになった。

これが日中戦争や、日米開戦の遠因となった。

中華人民共和国という近代中国の生みの親はアメリカである。

アメリカが介入してこなければ、
満州国が国際的に承認されていれば、
チベット問題やウイグル問題は今頃、起きてはいなかっただろう。
満州民族が漢民族に同化されて消滅してしまうようなことは起きなかっただろう。

アメリカと中国は、多民族からなるグローバリズム的な国家観を抱えている点で、共通している。

彼らの国家観は、日本の伝統的国家観と真っ向から対立する。

アメリカと日本を一体化させようとするネトウヨは、この点を全く理解していないのである。