親子で科学に親しみながらアート作品を作るイベントが17日秋田市で行われ、参加者はオリジナルの作品づくりを楽しんでいた。

 アート作品を作るイベントは、秋田市の自然科学学習館が、子どもたちに科学に興味を持ってもらおうと毎年開催している。

 親子で作品づくりに挑戦した「不思議アートのぞき箱」は、箱の角の穴から中をのぞくと万華鏡のように幻想的な模様が見えるアート作品。
 専用の器具で鏡に絵を掘り、削った箇所にカラーのフィルムをつける。そして、外からライトで照らすとカラフルな光のイラストが箱の中に浮かびあがる。

 参加した児童:
「本当は失敗しちゃったなと思って。中を見てみたらすごくきれいで、びっくり」

 参加者した児童:
「くり抜くのが難しいと思ったが、出来上がりをみて、すごく色とかがきれいだと思い、やりがいを感じた」

 世界に一つだけのアート作品に、子どもたちも大満足の様子だった。

 内田有香アナウンサー:
「一方、こちらには大きなボックスが…。中に入ると、今度は全身でアートを体験することができます」

 背丈より大きい鏡を向かい合わせにセットした二面鏡や三面鏡のオブジェ。前に立ったり、中に入ったりすることができ、反射した自分の姿もアートの一部になる。

 光と色が織りなす不思議なアートに、参加した子どもも大人も目を輝かせていた。

 イベントは18日も午前と午後の2回行われる予定で、自然科学学習館は、今後も子どもが科学に触れる機会を作っていきたいとしている。

https://www.fnn.jp/articles/-/404720