【兵庫】ジャコウアゲハの食草・ウマノスズクサに実がなった! 研究員「これまで見たことない」 [すらいむ★]
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ジャコウアゲハの食草・ウマノスズクサに実がなった! 研究員「これまで見たことない」
ジャコウアゲハの食草として知られる多年生のつる草「ウマノスズクサ」が兵庫県宝塚市の会社員、寒川(そうがわ)幸代さん(33)方の庭で結実した。
実はふっくらとした球形(直径約2・5センチ)で、表面が六つに裂けたような形状。
国内で実がなるのは珍しいという。
県立人と自然の博物館(三田市)の黒田有寿茂(あすも)主任研究員は「これまで見たことはない。できた理由については分からないが、とても興味深い」としている。
(以下略、続きはソースでご確認ください)
神戸新聞NEXT 2022/3/22 05:30
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/202203/0015153879.shtml ジャコウアゲハとウマノスズクサ
www.city.himeji.lg.jp/bousai/cmsfiles/contents/0000008/8505/201952311332.pdf ウマノスズクサ科は原始的なアゲハチョウ各種が好む植物
ギフチョウのカンアオイもウマノスズクサ科
ニューギニア周辺では世界最大のチョウであるトリバネアゲハ属およびその近縁属が
ウマノスズクサ科を好む
というかジャコウアゲハに近縁なんだよな
そしてどれも有毒で、毒があって鳥が襲わないので巨大化した
ウマノスズクサ科の植物の毒は腎臓に悪影響を及ぼす オオバウマノスズクサ系は結実するが、ウマノスズクサは結実が稀で地下茎で増える いよいよ大震災が来るのを察知したのだろう
子孫を残す種子を作っておく事にしたのだ 七重八重花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞ悲しき 国内で実がなるのは珍しいのに、実が馬鈴に似ていることが名前の由というのが面白い >>1
道端拾った幼虫を調べたら
ジャコウアゲハの幼虫だった
現場周辺は住宅地、
近所の空き地にもウマノスズクサらしい植物は見当たらず
幼虫は死んでしまった
もっとメジャーな食草に乗り換えないと絶滅しちゃうぞ >>16
やっぱ花じゃなくて実の方だよな
しかも熟して割れたやつっぽいし >>19
ガガイモは遠縁
ウマノスズクサ科はモクレン類-コショウ目で比較的原始的な被子植物
ガガイモ(キョウチクトウ科)は真正双子葉類のキク類-リンドウ目
ジャコウアゲハはウマノスズクサ科しか食わん >>17
アゲハチョウ亜科のうちアゲハチョウ族やアオスジアゲハ族はウマノスズクサ類からミカン科やモクレン科やクスノキ科などに乗り換えた >>19-20
ガガイモ科はマダラチョウ科が良く食べるね
(オオゴマダラはガガイモ科でなくキョウチクトウ科のホウライカガミを食べるが
ガガイモ科のホウライイケマも食べる) アゲハチョウ科は原始的と言われている種類の殆どが
花にめしべが複数あるか、あるいは葉が胚珠を包んだ名残が残っているような
めしべの植物、つまり原始的な被子植物を食べるのに対して
パピリオ属、まあアゲハチョウ属だけがミカン科、セリ科、キク科などの
進化した植物を食べるんだよな
もっと原始的なウスバシロチョウ属はケシ科ケマンソウ亜科のコマクサ等を食べる
でも一番原始的なアゲハと言われるウラギンアゲハだけはマメ科を食べるんだよな >>23
今はガガイモ科はキョウチクトウ科に統合されたよ
マダラチョウ科もタテハチョウ科に統合された 植物は昆虫などに食害されたくないから毒を産生すると生存競争に有利なので
毒を持ったりするだろう。しかしその毒に対する耐性を持つ酵素とか解毒機構を
偶然に獲得した動物が出現すれば、その植物をその動物(たとえば昆虫)は
他者と餌の獲得競争をせずに食べることができるのでそれを主食にすれば
生存競争上で有利になるのだろう。
たまたま突然変異で食草への嗜好変化したり、耐毒性を獲得することで、
原種とは異なる餌を食べることが出来る個体が発生すれば、次第に棲み分けが
起きて、もはや原種とは交配のできない別の種に分化するのだろうか? >>26
5000世代でもう別種
隔離のタイミング次第では50世代かな ボクのスズクチもふっくらしてて美味しいよ(´・ω・`) >>28
チョウの幼虫は餌が無くなると共食いになりがちだ
トリバネアゲハもジャコウアゲハの仲間だが共食いする
それだけでなく、高さ20mにまで伸びて木質化したウマノスズクサ科植物を食べるものは
終齢幼虫になるとその固い茎を齧って上の方を枯らしてしまう
上の方にいたものは全て飢え死にするか、弱って降りてきたところを下の方にいる個体に
食われてしまうなどで被害が出る
昨今では「トリバネアゲハ用の人工飼料が出来て、人工飼育できるので
大きなトリバネアゲハが格安になった!」というのだが、確かに以前より安い飼育品の標本も見られるものの
全ての種類ではなく、キマエラトリバネアゲハという種類は
到達困難な山奥にいてそこにいる採集人もいなくなり、飼育する人もいないので
却って値上がりしている トリバネアゲハの標本をヤオフクで売っているようだが、
そういうことをすると乱獲や密採取がされてしまう気がするな。 >>31
だが保護地域ではむしろ販売したいのだという
特に世界最大種(の1つ)のアレキサンドラトリバネアゲハなどは
付属書Uに落として販売OKにしてくれと何度も要請が出ている
保護などの費用を捻出したいのだと 最初の陸生植物がシダ類だったとしたら、それを初期の昆虫は食べていたのだろうか? >>33
東南アジアにシダを食べるチョウがいるけど
チョウそのものは第三紀になって現れたとされている ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています