何故、セミは短命なのだろうか。寿命を延ばす研究をすればいいのに。
たとえば、何らかの栄養素が樹液に欠けているために死期を早めて
しまうのなら、その栄養素(ビタミン類やミネラル類)を補った液を
吸わせてやるとか。
 あるいはまた、樹液に何らかの害虫を殺す毒物質が含まれていて
それが原因で早死にするのなら
それを特定して、除去した樹液を吸わせてやればどうか?

遺伝による部分が大きいのは確かだろうが、系統的に長寿の個体を
掛け合わせることで、長命の品種を作れるのではないだろうか?
そうして寿命を支配している遺伝子の原因を探るのだ。

成虫にならない間はあれだけ長い期間地下に潜伏して生きていられる
のが、地上に出た途端に短命に終わるのは不思議だ。地上の湿度が
低いからだろうか? 胃が退化していて、樹液から養分を吸うしか
ないからだとかいうが、幼虫の時はどうだったのだろうか?
セミって多分不完全変態の昆虫であって、さなぎになどならないよね?