金沢工大、色あせた写真のように色が淡いとぼやけて見える脳の仕組みを解明
著者:波留久泉

 金沢工業大学(金沢工大)は6月30日、fMRI(機能的核磁気共鳴画像法)による計測と、被験者にコントラストを区別してもらう心理物理実験を行った結果、コントラストの印象を決める明暗情報を伝える輝度信号は、周りに鮮やかな色(彩度の高い色)を出すよりは、淡い色(彩度の低い色)を出す方がより強く抑制されること(脳内においては強い色信号よりも弱い色信号の方が、輝度信号を抑制する効果が高いこと)を示したと発表した。

 同成果は、金沢工大 情報フロンティア学部 メディア情報学科の根岸一平准教授、高知工科大学 情報学群/総合研究所 視覚・感性統合重点研究室の篠森敬三教授らの共同研究チームによるもの。
 詳細は、知覚と間隔認知などの脳科学や神経科学、さらにはAIなども含めた分野を扱う学術誌「Frontiers in Neuroscience」に掲載された。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

マイナビニュース 2021/07/01 15:19
https://news.mynavi.jp/article/20210701-1913421/