0001すらいむ ★
2021/03/16(火) 11:45:52.83ID:CAP_USERウォータールー大学のChris Yakymchuk氏らの研究グループは、グリーンランドのマニートソック地域で見つかった約30億年前のクレーターとされる構造について、天体衝突ではなく地球の地質活動によって形成されたものだとする研究成果を発表しました。
■天体衝突とは矛盾する分析結果
マニートソック地域のクレーターは、2012年にデンマーク・グリーンランド地質調査所(GEUS)の研究者らによって発見が報告されていました。
直径約150キロメートルとされるこのクレーターは約30億年前に起きた天体衝突で形成されたとみられており、発見されたものとしては地球最古のクレーターである可能性が指摘されていました。
今回Yakymchuk氏らはマニートソック地域の地質年代学や同位体地球科学にもとづいた調査、一帯の岩石や河川堆積物から採取されたジルコンと呼ばれる鉱物5587個の分析などを通して、マニートソック地域にクレーターが存在するかどうかを検証しました。
その結果、構造の中心付近で採取されたサンプルが熱による変成作用を経て再結晶化した時期は衝突が起きたとされる約30億年前よりも4000万年ほど後のことであり、ジルコンからは天体衝突の強い衝撃を物語る証拠が見つからなかったといいます。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
sorae 2021-03-16
https://sorae.info/astronomy/20210316-yarrabubba.html