イギリス宇宙局とロールス・ロイスは1月12日、宇宙探査における原子力の利用に関して研究を進めるべく提携することを発表しました。
現在、宇宙探査における推進と発電の双方に利用できるエネルギー源として改めて原子力が注目されています。
今回の提携は、今後数十年間の深宇宙探査における豊富なエネルギー源としての原子力の可能性を探求するものとされています。
宇宙探査での原子力利用は新しいアイディアではなく、20世紀の米ソ冷戦時代には原子炉の熱で温められた水素などの推進剤を噴射することで推進力を得る核熱推進(NTP:Nuclear Thermal Propulsion)ロケットエンジンが研究されています。
たとえばアメリカ航空宇宙局(NASA)では1961年から1972年にかけて「NERVA(Nuclear Engine for Rocket Vehicle Application)」プログラムのもとで核熱推進ロケットエンジンの開発が進められていました。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
sorae 2021-01-16
https://sorae.info/space/20210116-uksa.html