0001すらいむ ★
2020/10/31(土) 14:25:31.55ID:CAP_USER−偶発的に生じてしまうゲノム編集をコントロールする核酸分子の開発−
ポイント
ゲノム編集酵素の活性を細胞内でコントロールする技術を開発
これまで問題となっていた偶発的なゲノム編集を抑制できる
ゲノム編集を利用するさまざまな分野(医療、品種改良、診断など)への貢献が期待される
概要
国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長 石村 和彦】(以下「産総研」という)健康医工学研究部門【研究部門長 達 吉郎】分子複合生理研究グループ 宮岸 真 研究グループ長、バイオメディカル研究部門【研究部門長 大西 芳秋】構造創薬研究グループ 加藤 義雄 研究グループ長らの研究グループは、ゲノム編集酵素Cas9に強固に結合し、酵素活性をコントロールする核酸分子(核酸アプタマー)を開発した。
また、この核酸アプタマーを細胞内に導入することにより、ゲノム編集酵素の活性をコントロールして、これまで問題となっていた偶発的なゲノム編集(オフターゲット)を抑制し、より正確にゲノム編集ができることを実証した。
この技術は、分子生物学研究、遺伝子治療、品種改良など、ゲノム編集技術が利用されるさまざまな分野への貢献が期待される。
なお、2020年10月30日にNucleic Acids Research誌(電子版、オープンアクセス)に掲載される。
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
産総研 2020/10/30
https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2020/pr20201030/pr20201030.html