世界保健機関(WHO)は2日、前日から開催していた新型コロナウイルス感染症の治療薬やワクチンの開発状況などについて協議する会合を終えた。

 当局者は現在17種類のワクチンが世界各地で臨床試験(治験)に入っていると明らかにした。

 2月に開いた同様の会合の第2弾で、前回に引き続きWHO非加盟の台湾からも参加があった。

 WHOによると、英オックスフォード大での開発が最も進んでおり、大規模な治験が進行中。治験に入っていない段階のものは、150種類以上が研究されており、各地で開発に向けた努力が続いている。

 スイス西部ジュネーブのWHO本部で2月中旬に開いた会合には約400人が集まった。

 今回はオンライン形式で開催し、参加人数は約1300人に拡大した。

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