【宇宙】中性子星同士の衝突による重力波を観測、史上2回目 [01/09]
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2020年01月09日 18時39分更新
https://ascii.jp/elem/000/002/005/2005287/
https://dcc.ligo.org/public/0161/P190425/007/gw190425-discovery.pdf
https://cdn.technologyreview.jp/wp-content/uploads/sites/2/2020/01/07193213/gwb190425-cropped-550x309.jpg
2つの中性子星の衝突に伴う重力波が観測されたと発表された。この種の事象から重力波が観測されたのは、今回が史上2回目だ。ただし、詳細はまだよくわかっていない。
重力波は、巨大な物体が空間を通り、周囲の空間を引き伸ばしたときに発生する時空のさざ波である。アインシュタインの一般相対性理論でその存在が予測され、2016年にレーザー干渉計重力波観測所「LIGO(ライゴ)」によって初めて検出された。以降、同観測所は50の事象を検出してきた。しかし、中にはとても興味深いものもあれば、それには及ばないものもある。
1月5日にハワイのホノルルで開催された米国天文学会の会議で科学者が報告したところによると、この最新の重力波は昨年、ルイジアナにあるライゴのリビングストン観測所の干渉計で検出された。ワシントンのハノーバー観測所に設置されているライゴの別の干渉計は、その時は稼働していなかった。イタリアの重力波観測所「Virgo(バーゴ)」の検出器も、ライゴと共同で観測にあたっているが、同じ重力波を検出することはできなかった。
今回の発見に関する論文は、『アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ(Astrophysical Journal Letters)』に投稿された。同論文が受理されれば、単独機器による検出のみに基づく重力波の発見が、初めて掲載されることになる。
現時点で、今回の重力波発生の原因となった中性子星の合体は5億光年以上彼方で発生したということがわかっている。科学者は、この衝突が起こった場所を、空全体の約20%を占める領域に絞り込んでいる。
現在までのところ、中性子星のみから成る連星系は、太陽の2.9倍ほどの総質量を持つものしか発見されていない。しかし、ライゴのデータでは、今回の合体後の合計質量は太陽の約3.4倍となっている。これによって、中性子星がブラックホールと衝突したのを目にしているのではないかという可能性もわずかながら存在する。しかし、これが本当であるためには、ブラックホールが異常に小さくなければならず、今のところデータの分析結果と合致しない。そのため、今回は史上最も重い連星中性子星を目にしているということのようだ。
中性子星の合体に起因する重力波を科学者が初めて検出したのは、2017年のことだった。今回の直近の事象とは異なり、この検出時には、衝突によって発生した閃光も観測された。
【この記事をMITテクノロジーレビューで読む】
https://www.technologyreview.jp/nl/more-gravitational-waves-have-been-spotted-from-another-neutron-star-smash/ 中性子星って高速で自転してるんだけど
衝突の瞬間ってどうなるのか
シミュレーション動画があればめっちゃ見たい
自転軸や回転方向が違う中性子星同士、弾こうとする力よりも
重力がはるかに強いのか
合体後の自転はどうなるのか。
あくまでも衝突であって合体じゃないのか。 >>3
中性子だけで構成されてる星、すげーロマンがあるよな〜
けた外れの重力同士だから、衝突というより融合するみたいになるんじゃないかと妄想 >>3
YOUTUBEで neutronstar merger simulation とかで検索すると結構ヒットするよ。 >>9
ありがと。でも自分の脳内シミュレーションに近い動画が見つからんな。
接近する際に自転軸は揃うものなんだろうか
つか、NASAのゴダードが動画を公開してんの初めて知った 理論通り、ヘリウムのボースアインシュタイン凝縮のような超流動状態になってるのなら、2つの水滴が引き合うがごとく合体するんやろ これが観測されたのは2019年の04月25日だから、KAGRAはまだ
稼動してなかったよ
というか今もまだなんだけどね
10月に観測開始って公表したものの、その後「更に調整が必要」って
話になって、年明け以降にズレこんだまま
01/14の重力波バーストS200114fにも関わってないみたいだし
たぶんまだ調整中なんじゃないかねえ >>1
>今回の発見に関する論文は、『アストロフィジカル・ジャーナル・レターズ
>(Astrophysical Journal Letters)』に投稿された。同論文が受理されれば、・・・
え?その段階で発表しちゃうの? 重力波観測そのものは4月に既に発表されてるよ
日本のマスコミは皆スルーしたみたいだけど
これは追加分析の論文で、ネット上にはとっくに発表されてるもの 査読パスするまではいくら発表したってcandidateでしかないわけでしょ?勇み足にならなきゃいいけど 残念なのはLIGOのハンフォード検出器が休止していた事だな
そのため発生領域を絞り込めず、望遠鏡による追観測も出来なかった 衝突するパルサーはそもそも連星?
広大な宇宙空間で連星でもない星がぶつかることなんかないか。
しかしパルサーの連星ってどうやって出来るんだろ
単に大きくて寿命が短い星が両方死んだだけ? 連星の総質量は3.3〜3.7太陽質量と推定されてる
合体前の個々の天体の質量はそのスピン速度に依存する
低スピンの場合はどちらも中性子星と考えられるが、高スピンでは
どちらかがBHだった可能性が出てくる
この場合、その質量の小ささからPBHだったとも考えられてる
残念ながら感度不足のため、今回の重力波解析からはどちらかに決める
事は出来ない 縮退星でも潮汐破壊は起こるよ
ロシュのそれは惑星みたいな通常物質についてのだから、法則そのままではないが
白色矮星連星のIa型超新星では、軽い方の白色矮星が潮汐破壊される事で
超新星爆発が起こるとされてるし、去年8月に検出された重力波S190814bvでは
中性子星がBHに潮汐破壊されたと考えられてる 超新星爆発の重力波はやっぱり捉えにくいのかね
頻度で言えばBH同士やNS同士の衝突より多いと思うんだが 中性子はプラスマイナスの電荷がないから、引き合うのは純粋な重量??
合体しても電荷ゼロ? >>29
宇宙の距離梯子 辺りでググると遠くの天体の距離をどうやって測っているか分かるよ
遠くになるともはや測定というよりは推定って感じだけど 今回のイベントはかなり面白い事が分かりそうだったのに
観測できたのが1台だけで、データが足りないのが惜しい
中性子星だとすれば極めて大型同士の合体だし、BHとの合体だったなら
BHとしては軽すぎて原始ブラックホールだった可能性がある
かなり興味をそそるネタではあるんだけど、どれも推定以上のものにはならないで
終わりそうで残念 連星の合体でなく三連星の合体とかはあり得ないの?
若しくはどちらかの星が既に他の星と合体していたとか まあそれでも今回のはGWイベントになってるだけマシなの
かもしれないけどね
検出はされたものの、確証が得られないものはSイベントの分類に
なっちゃうから
Sイベントでの発見数はもうGWイベントの4倍近くになってるんだけどねえ… こうした大質量の中性子星は大質量星の超新星爆発でしか
形成されない
それが連星となると、さらに存在率は低くなる
またこれまでこうした連星系が観測されていないという事実からは
それらが近接軌道で誕生し、比較的短期間で合体してしまった事も
求められる
というように色々説明が厄介な存在だったりする 誤差が恐ろしくあるのに、特定しちゃう(断定)だからな
否定できる要素ないと、それがまかり通る、
ダークマターとかもそれだ、それが何かすら特定できないが物質化してしまった 重力波望遠鏡は光学系のそれと違って、調整を重ねないと使用できない
LIGOなんかでも現在の性能に達するまで10年近く調整と改造を重ねてきた
今でも実際に観測してる期間よりも調整やってる期間の方が長いくらい KAGRAはどうなってるのかな?
完成した、稼働中、と言われながら、全くその後のニュースが入ってこない。
大きな期待を抱かせているし、莫大な予算を食ってるんだから、何か現状報告をする義務があるだろう。 >>14
arXiv.orgには既に公開されてないの?
と自分で見ずに聞いてみる >>36
大質量星ほど連星作ってる可能性高くなるんだが
そして連星の場合は片方は外層をはぎ取られてる場合があってたいした爆発を起こさず静かに中性子星に発達する過程も予測されてる
質量のほとんどが残されるから大質量のまま
観測自体はまだまだこれからだろうよ アンドロメダで250万光年
5億光年の間にどんだけ銀河があるんだ
そこで直径20kmの中性子星が二つ合体したとか 中性子星同士が合体したらブラックホールにならないの? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています