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【ノーベル賞】2019年の「ノーベル物理学賞」は宇宙分野で活躍した3名が受賞[10/10]
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0001サンダージョー ★垢版2019/10/14(月) 01:48:10.46ID:CAP_USER
2019/10/10
https://sorae.info/astronomy/20191010-nobel.html

10月8日、2019年の「ノーベル物理学賞」がJames Peebles(ジェームズ・ピーブルス)氏、Michel Mayor(ミシェル・マイヨール)氏、Didier Queloz(ディディエ・ケロー)氏の3名に贈られることがノーベル財団から発表されました。

■宇宙論の発展に大きく貢献したピーブルス氏

1962年にアメリカのプリンストン大学を卒業して以来、いまも同大学に在席して研究を続けているピーブルス氏。ビッグバン、ダークマター、ダークエネルギーなどの研究を通して宇宙の構造やその歴史を理解することに挑み、宇宙論の発展に大きな役割を果たしてきたことが評価されました。

氏の功績の一例として、「宇宙マイクロ波背景放射(CMB:Cosmic Microwave Background)」と呼ばれるマイクロ波(電波の一種)の存在に関する予言が挙げられます。

宇宙のあらゆる方向から観測される宇宙マイクロ波背景放射は、およそ138億年前の宇宙誕生時に発生したビッグバンの証拠とされています。宇宙マイクロ波背景放射の存在は1965年に発見されるまで幾人かの研究者によって理論的に予言されてきましたが、そのなかには若きピーブルス氏も含まれています。
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宇宙がいかにして生まれ、どのような法則に支配されているのかを理論的に示し、観測データから理論を検証する手法を編み出してきたピーブルス氏。所属するプリンストン大学のプレスリリースでは、宇宙論の構築に貢献してきた実績だけでなく、親切で懐の深い人柄を称えるコメントが多くの同僚から寄せられています。

■マイヨール氏とケロー氏は太陽系外惑星の発見に貢献
https://sorae.info/wp-content/uploads/2019/10/ann12010a-1024x745.jpg

スイスのジュネーヴ大学に在籍するマイヨール氏とケロー氏は、恒星を周回する太陽系外惑星を人類史上初めて発見したことが評価されました。

2人は1995年に、ペガスス座の方向およそ50光年先にある恒星「ペガスス座51番星」がごくわずかにふらつくように動くその様子から、木星の半分ほどの重さを持ち、ペガスス座51番星の周囲を4.2日ほどで公転する太陽系外惑星「ペガスス座51番星b」の存在を突き止め、論文を発表しました。

それは、太陽のように輝く恒星の周囲に発見されたものとしては史上初の系外惑星でした。「惑星は太陽系ならではの特徴なのか、それとも普遍的に存在する天体なのか」という謎に、マイヨール氏とケロー氏はひとつの答えをもたらしたのです。
https://sorae.info/wp-content/uploads/2019/10/eso1517a-1024x644.jpg

ペガスス座51番星bの発見から24年が経った現在では、宇宙望遠鏡「ケプラー」をはじめとした宇宙・地上の望遠鏡によって、数千個の系外惑星が見つかっています。そのなかには地球にみられるような生命が存在する可能性もある系外惑星さえ存在しており、遠くない将来、生命の存在を示す観測結果が得られることもあり得ます。マイヨール氏とケロー氏の発見は、「地球の生命は孤独な存在なのか」という問いへの答えにさえ結びつくものとなるかもしれません。

https://www.nobelprize.org/prizes/physics/2019/press-release/
https://www.princeton.edu/news/2019/10/08/princetons-james-peebles-receives-nobel-prize-physics
https://www.eso.org/public/announcements/ann19049/
https://www.nao.ac.jp/news/topics/2019/20191008-nobel-prize.html
文/松村武宏
0055ニュースソース検討中@自治議論スレ垢版2019/10/14(月) 12:55:49.27ID:6B4vOBu8
マイヨールが面白いのは、元は理論畑の人間だったのに
視線速度を測定できる分光器の開発に手を出して、
結局観測畑へ転向してしまったところ

彼が最初に手掛けた相互相関分光装置CORAVELが
稼動したのは1977年だから、半世紀近く前になる

CORAVELは当時の写真型分光器に比べ、4000倍の性能があり
連星系の恒星の観測などに使われた
0056ニュースソース検討中@自治議論スレ垢版2019/10/14(月) 13:18:53.12ID:6B4vOBu8
CORAVELは惑星の検出には性能不足な筈だったが
ある時、11木星質量というごく小さな伴星によって
視線速度の揺らぎが起きている事に気づく

この事から巨大ガス惑星であれば、系外惑星を検出できる可能性が
ある事を理解したマイヨールは1988年、新しい分光装置ELODIE
の開発を始める
ちなみにデディエ・ケローは当時学生で、ソフト面の開発を担った
0057ニュースソース検討中@自治議論スレ垢版2019/10/14(月) 13:22:18.98ID:6B4vOBu8
そして1994年にELODIEによって観測を始めてすぐ、マイヨールと
ケローはペガスス座51に惑星による視線速度の揺らぎを発見した

その惑星の公転周期は4.2日という信じがたいものだったために
マイヨールは確認を重ね、1995年になってようやく発表した

その後、マイヨールは更なる分光器の改良を続け、地球質量
程度の系外惑星も検出可能なHARPSを開発した
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