【植物学/DNAスイッチ】挿し木ができる秘密…幹細胞に戻す植物の「スイッチ」遺伝子発見 基生研[07/09]
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挿し木ができる秘密…幹細胞に戻す植物の「スイッチ」遺伝子発見 基生研
https://mainichi.jp/articles/20190708/k00/00m/040/141000c
2019/7/9
毎日新聞
写真:通常のヒメツリガネゴケの葉(左)と、「スイッチ」のステミンが働き、幹細胞があちこちに生まれて形が崩れた葉(右)=基礎生物学研究所提供
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2019/07/08/20190708k0000m040140000p/0c8.jpg
【科学(学問)ニュース+】
挿し木や種いもで草木を増やす時、葉や茎、根などに特殊化した細胞の一部がいったんリセットされ、どの器官にもなれる幹細胞が生まれる。植物独特のこの能力は、ただ一つの遺伝子が「スイッチ」になって働くことを、自然科学研究機構・基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)などの研究チームがコケ植物を使った研究で明らかにした。今後、作物などの育種に役立つのではないかという。
同研究所の石川雅樹助教(植物分子生理学)らは、この遺伝子を「ステミン」と命名。成果は英科学誌「ネイチャー・プランツ」電子版に掲載された。
研究チームは、ヒメツリガネゴケの葉を切って水につけると、断面の葉の細胞が幹細胞に変わることに注目。葉の細胞は本来、葉の形を保つため、幹細胞化を招く遺伝子群の働きが強力に抑制されているが、ステミンが働くと抑制が「オフ」になり、遺伝子群が働いて幹細胞化するという仕組みを解明した。実際に、葉を切らなくてもステミンを働かせるだけで幹細胞ができた。
ステミンは、イネやバラなど多くの植物にもあるといい、今後他の植物でもステミンの機能を調べる。石川助教は「農作物や園芸植物などの効率的な育種につながる可能性がある」と説明している。【亀井和真】 >>2
人間の皮膚細胞はそのままでは万能細胞にはならない。 エンブリオジェニックなカルスからの不定胚誘導と関連付けてくれ(´・ω・`) //
/ ./
/ ./ パカ
/ ∩彡⌒ ミ こんどこそ本当?
/ .|(´・ω・`)_
// | ヽ/
" ̄ ̄ ̄ ̄"∪ この遺伝子が活性化できれば茎頂とかの分裂細胞以外からも組織培養が出来るようになったりするのかな?」
例えば果皮からとか…おちおち輸出できなくなるけど。 捨て身の攻撃で「ステミン」が一瞬ギルの笛の音を遮った
「チェインジ!」 生物は高等になるほど細胞の分化が進むから
下等生物のちょんなら手首切っても生えて来るよ 去年アジサイ増やしすぎて家の裏山にアジサイロード作っちゃった >>1
こりゃ凄い
>>2
山中伸弥先生のiPS細胞
iPS細胞は人工的な現象で>>1は自然現象ってところが大きく違う >>10
もともと植物はどの単一細胞からでも個体全体に分化可能
今回の研究はそのシステムの根幹となる遺伝子の発見 植物は免疫系が殆ど無いから挿し木が簡単に出来ちゃうだけだよ。 洋蘭のMC技術は
つまるところこのステミンをいかに動かすか、の方法かもね
このステミンを任意に動かす事ができるのならば
採芽によらずリーフディスクや根からも
カルスじゃなくPLBに誘導できるかも。
カルス細胞のステミン発現具合はどうなんだろうか >>16
分化は可能なはずでも生細胞なのに増殖しなくなってるのおるだろ。
>>18
蘭でリーフディスクとか出来たら最高だわ。
メリクロンすら出来てない種も多いし。 >>4
歯槽膿漏で歯は有るが、骨も歯茎も失くなったところで
ステミンを歯根部に注射すれば復活せんのかね? >>13
母かだれかのために丘まるごと芝桜にして立派な観光地にしたやついるから
嫁のために作ったいうて近所も喜ばせてたら観光地になるかもよ 植物はいくらでも増やせるやつとそうでないやつの差が大きすぎる 水耕栽培してる植物の根に白い泥みたいなものが付着するがコレがカルスとか言うやつなんだろ? 全形性能
脱分化
カルス形成
植物の再生能力は
動物とは桁違いに高いからなあ カルス形成などに関わる遺伝子の特定か
「単一の」遺伝子ってのは割とすごい発見だ >>8
毛根に挿し毛しても幹細胞に戻らんよ(´ ・ω・`) 毛根は遺伝子発現が抑制されただけでは?
別に全能性や幹細胞まで戻す必要は無いハズ しかしなんだな
発毛スイッチを司る遺伝子を
発見すれば、ノーベル医学賞
確実 >>21
歯根が幹細胞化して何かしら定着するとしたら口内が癒着して口開かなくなってしまいそう >>1
> 挿し木や種いもで草木を増やす時、葉や茎、根などに特殊化した細胞の一部がいったんリセットされ、どの器官にもなれる幹細胞が生まれる。植物独特のこの能力は、
何故、植物にはあるんだろう?
種で増えるのに? 先日テレビで「同じナス科だから」というのでチョウセンアサガオにナスを接ぎ木して、
ナス食って中毒ってのやってた。アホかと 栄養繁殖(クローン)と種子繁殖(交配)の両立は効率的な繁殖のひとつの形だろう
良い形質の個体が単体で増えるのも 一定の頻度で個体間の遺伝子混ぜ合わせをするのも
両方とも種の存続に利点がある
ヒトの繁殖戦略(交配のみ)が一般的で普遍的なものであると勘違いしてはいけない 種芋は動物に食われて半端なのが残って芽がでるような事も考えられるけど
挿し木する行為は自然にはあり得ない(人間しかやれない)のに、出来るのが不思議 >>40
動物にもクラゲみたいに栄養繁殖できるのあるしね・・・ >>42
茎頂分裂組織で突然変異が起こるなどで 自然発生的にキメラが生まれることは割とある
特に果樹栽培だと枝変わりと呼ばれて 品種改良の一端を占めてるし ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています