【生物学/ゲノム】キンギョの「設計図」解読 進化や難病研究へ応用も←ゲノム(全遺伝情報)解読に初めて成功[06/27]
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キンギョの「設計図」解読 進化や難病研究へ応用も
https://this.kiji.is/516674830102529121?c=39546741839462401
2019/6/27
KYODO,©一般社団法人共同通信社
画像:ゲノム解読に用いられたワキンと同種のキンギョ
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【科学(学問)ニュース+】
キンギョのゲノム(全遺伝情報)解読に初めて成功したと、大阪大などのチームが26日付の米科学誌電子版に発表した。
ゲノムは生物の設計図ともいわれ、さまざまな形態を持つキンギョの進化や、ヒトなど同じ脊椎動物の体の形が決まる仕組みの解明に役立つという。
キンギョには、視力の低下などを来すヒトの難病「網膜色素変性症」などに似た病気があり、治療法研究への応用も期待されるとしている。
チームによると、キンギョは主に東アジアで品種改良が進められ、日本には室町時代に伝来したとされる。 遺伝子細胞を個制する素粒子マップの解明じゃないと無意味なんですけど キンギョの「設計図」は神様の領域。
神様が激おこぷんぷん丸になったら、人類絶滅だよ。 >>1
おらだったら
出目金の遺伝子解析して
「目出鯛」を作って大儲けだわ 人間の女性のおっぱいが大きくなる遺伝情報は?!
早く解明して世の中から貧乳を無くしてくれ! >>8
ならもうちょっと巨乳増やしてくれても良いじゃんな
日本なんて9割貧乳って神様の意地悪だろ、なんて試練与えるんだよ >>10
一年前に分かってるぞ
>6番染色体の「CCDC170」と、8番染色体の「KCNU1/ZNF703」
「女性特有の遺伝子」を発見 バストの大きさ、月経痛の重さに関連
http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2018/007447.php ゲノム解読なんてもう全ての生物で完了してると思ってた
ヒトがだいぶ前に終わってたから >体の形が決まる仕組みの解明に役立つという。
でも結局、謎が深まるばかりでわけがわからん状態なんだよな… ゲノムの僅かな差異が分かれば
フナから自由自在に設計できるな そのうち3Dプリンターで生命作れるようになるんかな いろんな模様や形質ができる遺伝子座に到達が容易になるね 日本の普通のフナとどう違うんだろう
原種はアジア大陸部東部のギベリオブナという種類か
でもやっぱりそれとも違うんだろうなあ 「解読=配列読み」ということでニュースになってるんだけど、配列だけでは
意味を把握したことにはならんな。 別ソース
キンギョの祖先は1400万年前に遺伝子が倍になり進化の原動力になった 阪大グループがゲノム解読
生物医療・医学
掲載日:2019年6月28日
https://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/2019/06/20190628_01.html
https://scienceportal.jst.go.jp/news/newsflash_review/newsflash/img/190628_img1_w500.jpg
キンギョの祖先は約1400万年前に遺伝子が倍になって進化の原動力になってキンギョができた―。
大阪大学などの研究グループがキンギョのゲノム(全遺伝情報)を解読して
このような興味深い研究成果をまとめた。
脊椎動物の進化解明のほか、人の病気発症メカニズムの研究にも役立ちそうだという。
研究論文は27日に米科学誌サイエンス・アドバンシズに掲載された。
研究グループには、大阪大学蛋白質研究所・分子発生学研究室の大森義裕招へい教授のほか、
国立遺伝学研究所の川上浩一教授、藤山秋佐夫特任教授らも加わった。
研究グループによると、キンギョはコイ科の魚で、約1000年前の中国、
宋の時代に野生のフナから育種が始まり、東アジアを中心に数百年間にわたって品種改良が進められた。
日本には室町時代に伝来し、江戸時代に盛んに品種改良が行われたという。
現在、愛知県や奈良県などの産地を中心に育種が続けられ、
デメキンやランチュウ、オランダ、シュブンキンなど数十種類の品種が飼育されている。
動物としてのキンギョと人はずいぶん遠い存在に思えるがいずれも脊椎動物の仲間で、
体の形づくりのメカニズムは共通する部分が多く、共通する遺伝子も多いという。
しかし、キンギョは一般の魚の2倍の遺伝子をもつことなどからこれまでゲノム解読は成功していなかった。
研究グループは、1度に1万から4万もの塩基配列も解析できる最新鋭の遺伝子解析装置を活用。
キンギョの発生段階の精子や受精卵に特殊な処理を加え、
母親由来の染色体しか持たないキンギョをつくって18億塩基対に及ぶゲノム解読に挑戦した。
その結果、ゲノム解読に成功し、キンギョがまだ祖先種(フナの仲間)だった約1400万年前に
遺伝子の数が2倍になる「全ゲノム重複」が起きていたことが判明。
増えた遺伝子の88%は現在のキンギョに残り、重複前とは別の機能を獲得していることも明らかになったという。
全ゲノム重複は、生命進化の長い歴史の中で約5億年前に起こった現象で、
脊椎動物の進化の原動力と考えられている。
しかし重複した遺伝子がどのように進化して脊椎動物のゲノムをつくり上げているかなど
詳しいことは分かっていなかった。
研究グループは、今回の成果を基に全ゲノム重複の後の脊椎動物の
遺伝子進化メカニズムを解明する手掛かりが得られるとしている。
また、キンギョの品種には人の病気と似た症状をもつものがあるため、
人の病気の原因解明や診断・治療法の確立に役立つ可能性も期待できる、としている。 >>23
これ
解読より複号とかの方が誤解されないよね 遺伝子って、DNAの上にとびとびに並んでいて、それをどういう方針に従って
だかよく知らないのだが、情報をうまくつなぎ合わせて、たとえばたんぱく質を
製造するためのRNAのテープにすると聞いたが、その間のつなぎ方や切り捨て方
などの編集の指令は、どこに書いてあるのかね。 >>27
地下鉄はどっから入れた。みたいな問題だな
細胞周期のチェックポイントの概念が一つのモデルを出してるかも >>27
過去「DNA」と呼んでいたのはタンパク質をコーディングしていることが分かっている領域で
実は物質としてのDNAの大半はそうでない領域でジャンクDNAなどと呼んでいた
で最近そのジャンクが形質の発現をコントロールしているらしい証拠がいろいろ出てきてる
DNAが発見され遺伝情報が書き込まれていることがわかった当時はまさに生物の設計図あつかいで
ある形質に対応する唯一の遺伝子が存在するだろうと浅慮な予測がなされていたが
発生の研究が進むにつれそんな単純なシステムじゃないことがはっきりしてきたというのが現状 細胞分裂の失敗から生じた遺伝子の2倍体化などが
重複する遺伝子を抱え込んで、その後の突然変異や
ウィルス感染による変異から致死化を免れることを
可能にするので、それが進化の原動力かもしれんな。 >>33
メダカはずいぶん昔から遺伝屋がモデル生物にも使ってたからとっくにゲノム読まれてよ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています