中国の河姆渡遺跡から約7500年前の漆器が発見されている
一方、北海道の垣ノ島遺跡からは約9000年前の漆器が発見されている
この二つの漆器の発生がそれぞれ独立して起きたとは考えにくい
漆器の発生がどちらが先かは兎も角として、少なくとも約7500年前にはこの地域間に交易があったと考えるべきだろう
河姆渡遺跡と言えば稲作発祥の地としても知られる遺跡である
古代の中国日本間に交易があったのならば、この時期に稲も伝わったのだろう