【全層循環】「琵琶湖の深呼吸」観測史上最も遅く 生態系へ影響懸念[03/21]
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酸素を多く含んだ湖面近くの水が湖底の水と混ざり合う琵琶湖の全層循環が大幅に遅れている。例年は1〜2月に起こる現象だが、今季はまだ確認できていない。昨年夏以降の高温続きが一因とみられている。1979年の観測開始以来、最も遅かった3月19日(2007年)を更新することが確定した。湖の底層に酸素が十分行き届かず、生態系への影響も懸念される事態だ。
全層循環は冬に琵琶湖の表層の水が冷やされて下層に沈み込み、下層の水が上昇して上層と混ざり合う現象。酸素を多く含んだ表層の水が湖底に届くことで生物がすみやすい環境になり、「琵琶湖の深呼吸」と呼ばれている。
全層循環については、琵琶湖環境科学研究センター(大津市)がほぼ週1回、高島市の今津沖の水深約90メートルの観測点で調べている。18日の調査では、水深70〜80メートル域まで表層の水が達していた。しかし、表層の溶存酸素量(DO)は1リットルあたり10・9ミリグラムだったのに対し、底層のDOは3・3ミリグラムと数値が離れたままだった。
https://www.asahicom.jp/articles/images/hw414_AS20190319002374_comm.jpg
朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM3L62W0M3LPTJB00R.html 子供の頃は泳いでたけど
今は藻がキモいし南の方はひたすら臭いし入りたくないな https://t.co/7s4FzLYfrF 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:b73a9cd27f0065c395082e3925dacf01) 今年(去年)は猛暑&暖冬のhotダブルパンチだったから?
詳しい人原理教えて〜 何もかも死んでリセットしてほしい
もう行政と漁師ともめたくない。面倒なんだよ 曝気して強制循環すればいいのに。
原資は琵琶湖に浮かべた太陽光発電売電収入。 >>6
湖や沼では暖かい季節には水が水面側から加熱されるので、表層域が暖かくて軽い水で蓋されて対流が停滞する。
この温水の蓋が冬の低温で冷却されると、冷たくて重い水塊に変わり、これが深層に沈み込み、
同時に表面が冷却し続けることで全層対流が持続する。
この対流によって表層水に溶け込んだ酸素が深層に沈み込み、深層水に堆積物から溶け込んだリンなどの栄養塩が表層に浮かび上がる。
こうして、次の暖かい季節の生物活動、つまり表層での豊かな光と豊富な栄養塩を背景にした植物プランクトンの発生と、
十分な酸素の存在下での深層での上から降ってくる有機物を出発点にした底生動物の食物連鎖が準備される。
これが、今年の琵琶湖では表層水が十分冷却されなかったので低層に沈み込めなかった、という話。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています