【水産資源】イカナゴは春夏の餌不足で成熟率や産卵量が大きく減少する、広島大学などが解明[03/17]
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広島大学の冨山毅准教授、水産研究・教育機構瀬戸内海区水産研究所の米田道夫主任研究員らの研究グループは、イカナゴの再生産力が半年以上前の餌料条件によって直接的に影響を受けることを実験的に証明した。
イカナゴは瀬戸内海東部において春に釘煮(くぎに)として親しまれている魚だ。冬に生まれたイカナゴは春〜夏に成長しながら栄養を蓄積し、夏〜冬の休眠(夏眠)後に産卵する。近年は瀬戸内海の漁獲量が著しく減少しているが、その原因は明らかになっていない。
研究グループは、夏眠までの栄養蓄積が成熟や産卵に与える影響を調べた。瀬戸内海で漁獲されたイカナゴを、2つの餌料条件(飽食量と、その 25%量を毎日給餌)で 5 月から 7 月まで飼育。水槽内に砂を入れた容器を設置してイカナゴを夏眠させた後、11 月から 1 月まで定期的に採捕し、体サイズ・成熟状況・卵の数を調査した。
その結果、餌の量が飽食量の 25%の場合では平均サイズが 22%程度小さくなり、成熟しない個体が2割程度出現する。また、飽食条件では卵の数が体長に応じて増加するが、25%の条件では体長が大きくなっても卵の数がほとんど増えないことが判明。
これまで漁業では、親となる魚を一定量残すことで産卵量を確保できるという考え方が資源管理に用いられてきた。しかし、以上の結果から、イカナゴが夏までに十分な栄養を蓄積できるかどうかが、冬に親として産卵に加わる割合や親になったときの産卵量を左右することが明らかになった。
今回の結果は、イカナゴの資源変動機構を理解する重要な成果となるとともに、イカナゴの産卵量を確保するための資源管理方策を新たに検討していくことに貢献することが期待される。
論文情報:【PLOS ONE】Food availability before aestivation governs growth and winterreproductive potential in the capital breeding fish, Ammodytes japonicus
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0213611
https://pbs.twimg.com/media/D12HaRUU0AEjU3I.jpg
https://univ-journal.jp/25141/ >>1
瀬戸内海のいかなごの場合は乱獲と、海砂の取りすぎだよ。 1980年代の40年前ならわかるがまだ破壊されてるの? >>2
夏眠で砂の中にもぐっている季節に建設用の海砂をとりまくったって話だったよな。 >>9
あってる
獲れないから高いのか
10年前と比べて、いかなごの子が150%〜200%高い 川の水がきれいになりすぎて海に栄養が流れ込まない。 餌が少ないと十分に成長できない…って当たり前の事を何偉そうに!
税金つかって遊んでるなよバカども 海水が綺麗になりすぎたのが原因らしい皮肉なもんだね。 餌不足にならない様に、たくさん取って食えば産卵数が増えるのか?
いかなご売りが来る地域から離れて久しい。
プラケースで売ってる小女子は高い。
けど、瀬戸内でも取れんの? 減ったら、何でもかんでも人間が原因だと言う単純な連中がいるんだよなあ 浄化センターの汚泥を焼却処分でなく、海に撒けば解決する 浄化センターの汚泥を焼却処分でなく、海に撒けば解決する 海が綺麗になりすぎている
栄養分不足が原因だろう
上に書いてある >イカナゴは春夏の餌不足で成熟率や産卵量が大きく減少する
そんな当たり前のことをドヤ顔で発表されても・・・・
どんな生き物でも同じだろう・・・ 釘煮ブームが起こって加工業者だけでなく一般家庭の主婦まで競争のように生のイカナゴを買って釘煮を作って親戚に送り捲った 大阪湾だと埋め立ての影響で流れが変わり
中央部が貧栄養化してるそうな >>1
そんなの動物でも同じ
ヒトでさえ若い頃の栄養が中高年期に影響する 岡山は不栄養だと気付いて
今、試験的に下水処理を
最終段階まで処理して無いやつ
一部を海に流してるんだよな
上手くいくといいな >>17
なんでもかんでも周り(人間以外)のせいにしたがる人間もいるぞ。 「餌が少ないと大きくなれないし産む卵少ない事が分かった!成果だ!ビシィ!」
…
うーん、日本の水産研究者って阿呆なのか? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています