【天文学】天の川銀河の重さは太陽1.5兆個分[03/15]
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私たちの住む天の川銀河について、意外にもその正確な質量ははっきりとわかっていない。これまで数十年にわたりさまざまな研究から求められた数値は太陽の5000億倍〜3兆倍と広い範囲にわたり、年々精度が上がるにしたがってこの範囲の中間付近に収束しつつある。
http://www.astroarts.co.jp/article/assets/2019/03/16111_globular_clusters_around_milkyway.jpg
これほど数値がばらついている理由は、銀河の質量の9割を占める「ダークマター」の分布の計測方法の違いにある。「ダークマターを直接検出することはできません。見えないものを正確に計測することはできないので、天の川銀河の質量の値もこれまで曖昧なままでした」(ヨーロッパ南天天文台 Laura Watkinsさん)。
天の川銀河と、研究に使用された球状星団の位置を示すイラスト
天の川銀河の円盤部をとりまく球状星団(黄色い点)の動きから、銀河全体の質量が求められた(提供:ESA/Hubble, NASA, L. Calcada)
Watkinsさんたちの研究チームでは、銀河の円盤部から遠く離れてその周囲を回る「球状星団」に着目した。位置天文衛星「ガイア」がとらえた、6万5000光年彼方までの球状星団34個と、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた、13万光年までの遠方の球状星団12個の速度データから天の川銀河の質量を割り出すことにしたのだ。
「銀河の質量が大きいほど、その重力で星団の移動速度は速くなります。これまでに行われた観測のほとんどでは、星団が地球から離れたり近づいたりする速度(視線速度)が得られるにとどまっていましたが、わたしたちが星団の横方向への動きを計測することができました。それらのデータを総合して、より信頼度の高い速度(重力による加速)から、銀河の質量を計算することができます」(英・ケンブリッジ大学 N. Wyn Evansさん)。
球状星団「NGC 5466」
ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた、およそ5万2000光年彼方の球状星団「NGC 5466」(左)と、枠内の星々の10年間での動き(右)(提供:NASA, ESA and S.T. Sohn and J. DePasquale(STScI))
Watkinsさんらの研究の結果、天の川銀河の質量の値は太陽質量の約1.5兆倍と求められた。天の川銀河を輝かせる2000億個の恒星、および銀河中心の巨大ブラックホール(太陽の400万倍の質量)は銀河の全質量の数パーセントを占めるにすぎず、残りは全て目に見えないダークマターだ。
銀河内に含まれるダークマターの量とその分布は、宇宙の様々な構造の形成とその成長に深く結びついている。今回、天の川銀河の質量が正確に決定されたことで、この銀河が宇宙においてどのような存在なのかがよりはっきりするだろう。
■ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた、およそ5万2000光年彼方の球状星団「NGC 5466」(左)と、枠内の星々の10年間での動き(右)
http://www.astroarts.co.jp/article/assets/2019/03/16112_ngc5466.gif
http://www.astroarts.co.jp/article/assets/2019/03/16112_ngc5466.gif
アストロアーツ
http://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/10536_milkyway そんなにいっぱいあるダークマターを見つけられないのは怠慢 宇宙の質量の7割を占めると言われるダークエネルギー(ちなみにダークマターは4分の1)は勘定に入らないのか? 無数の太陽みたいなやつが並んでるのが川みたいに見えてんだろ? 銀河の質量の9割がダークマター・・・
そんだけあっても、それが何なのか判らない。って、馬鹿なの?
と、煽っていい? >>6
君が答えを知ってて証明できるな言ってもいいんでない?
そうでないなら君もバカってことだよね 誰か、地球にいる70kgの人間が天の川から受ける重力を
はよ計算しる! 天の川銀河は光の速さの、なん分の1だろうか?
質量は光の速さに近づくほど重くなる 1.5兆個分の質量なら
アインシュタインの理論を使って
とりあえず質量がわかればエネルギーが計算できてるかも >>8
アンドロメダ銀河は俺らの所属する局部銀河群で最大だからな。
昔はアンドロメダ星雲と言ってたっけか。そのうちアンドロメダ小宇宙と呼ぶようになって
今ではアンドロメダ銀河だ。
ところで、『天の川銀河』が俺らの所属するところの正式名称なのかね。『銀河系』と呼ぶのかと
思っていた。しかし天の川もアンドロメダも『銀河』なんだよな。昔は『銀河』といえば天の川銀河を
指すと思っていたけど、それは間違っていたのかな。
しかし未だにマゼラン星雲はそのままなんだな。 銀河の平均密度は0.71x10のマイナス10乗グラム/km3だからな
10倍ダークマターあってもものすごく希薄 そんな計算より150年後のヒトの移住先はどこやねん 探しとけよ ダークマターは別次元にあって、重力の影響だけ
こっちの次元に及ぼしてるんだろうな >>6
分からないものがあることが分かる時点てすごいんだよ。 ふ…天の川銀河は、われら超銀河団の中で最弱…。
たかだが太陽1.5兆個分とは、超銀河団のツラよごしよ…。 天の川と太陽の質量比べる程じゃなうだろ 全然比較にならん >>21
銀河系の中心あたりの惑星だと
夜とかの概念が無いんだろうな
白っぽい空に無数の太陽がある感じかな >>24
中心あたりと言ってもどのくらいの範囲かわからんが、おそらく中心付近は惑星は無いと思うガスやチリで惑星を形成しても直ぐに超高熱で消えるんじゃないのかなー 行ったことないから知らんがw 人間で例えれば魂(ダークマター)と細胞の結集体である人体(星、銀河)って事? 天の河銀河中心付近の星空とか明るさの様子、数値計算して宇宙関連の番組ではCG動画で見せて欲しいな。 >>24
銀河中心付近はとんでもなく恒星が密集しているイメージではあるが実際行ってみると以外とスカスカなんじゃないかな?
行けないけどwww デカイと思ってた太陽みたいなのが沢山あって、
それの集合体みたいな銀河も沢山あって、
なぜ宇宙だけ1つだと思ってるのかが科学者の変なところ
宇宙の外には沢山の宇宙が密集してるだけだよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています