【水産技術】激減のタコ 不可能だった養殖を実現へ[01/17]
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スーパーで気軽に買えたタコが、最近値上がりして買いづらくなったと感じている方も、多いかもしれません。タコの国内の漁獲量が最盛期の3割にまで落ち込み、海外からの輸入も激減しているためです。
強い危機感をもった広島県尾道市にある研究機関は、不可能とも言われてきたタコの養殖につながる技術を開発しました。
(中略)
■原因不明の死
漁獲量の減少が顕著なタコ。このままでは将来、タコがいなくなってしまうのではないかと強い危機感をもった山崎さんは、10年以上前からタコの資源を回復させようと養殖技術の開発に取り組んできました。
しかし、ふ化したタコは20日以内に9割近くが原因不明で死んでしまい、ほぼ壊滅状態に。
「ふ化はしても成長しないーー」
この問題が半世紀以上にもわたって、研究者たちを悩ませてきました。
餌や水温を変えるなど、あの手この手で試してきましたがうまくいかず、研究をあきらめようかと悩んでいた山崎さん。
水槽を眺めていたある日、水の流れに原因があることを突き止めたのです。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190117/K10011781001_1901171456_1901171547_01_08.jpg
酸素を供給するエアポンプの泡は上に向かって流れます。その流れが水面までたどりつくと、今度は跳ね返って下向きに流れるため、小さなタコはそれに巻き込まれて水槽の底に流されていたのです。
このことが餌を食べる時に問題になっていました。幼いタコは本能的に天敵の多い海底を嫌がるため、底に流されると食べようとしていた餌を離して浮上してしまうのです。再び餌を捕まえても同じ事を繰り返してしまい、衰弱して死んでいたのです。
■対策1:カギは“水の流れ”
それならばと、強い流れが起きるエアポンプを使うのをやめ、酸素を含ませた海水を直接、底のほうから流してみたところ、水の流れは従来の下向きから上向きへと変わりました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190117/K10011781001_1901171449_1901171547_01_09.jpg
効果は絶大。
タコが生後20日まで生き残る割合は、これまでの14%から77%に一気に改善しました。
■対策2:餌の餌に着目
さらに山崎さんが注目したのは稚ダコが食べる餌です。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190117/K10011781001_1901171539_1901171602_01_10.jpg
「餌だっておいしい餌が食べたいんです」
そう言いながら見せてくれたのは、タコの大好物、ワタリガニの赤ちゃんです。
山崎さんは、このワタリガニの赤ちゃんにプランクトンを与えて栄養価を高めてからタコに与えてみたところ、生後20日のタコの体重は従来は2ミリグラムだったものが、改良後は10ミリグラムに。
生き残る割合だけでなく、成長速度を格段に上げることにも成功しました。
■半世紀越しのタコ養殖に活路
この成果に、いまでは岡山県や香川県それに民間企業も加わり共同研究を行っていて、タコの養殖に熱い視線が注がれています。
山崎さんは「50年間越えられなかった壁を、今回越えられました。5、6年から遅くとも10年先には皆さんの食卓に養殖したタコを届けたいです」と意気込んでいました。
今後は、ふ化したタコを出荷できるサイズまで安定的に成長させることが目標です。
また、タコは成長すると共食いをすることがあるので、これをどう防ぐかも課題だということです。
研究者の努力によって、養殖されたタコが当たり前のように、食卓に上がる日もそう遠くないと感じました。研究所のさらなる成果に期待するとともに、次は養殖されたタコの味について報告したいと思います。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190117/K10011781001_1901171648_1901171650_01_05.jpg
NHKニュース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190117/k10011781001000.html >>1
タコ美味しいもんね
最近高くて買えなくなってた
嬉しい(´・ω・`) エアポンプは絶対条件だったから外さなくても
必ず答えはあると探し続けてたんだろう
解なしの関数はあるってことだ >>96
高くても買う人は買えばいいじゃん!
食べられるゴムに大枚出せないわ(笑) 凄いな。ワタリガニの赤ちゃんの安定供給がキツそうだが。
次は人工餌の研究だな。 タコの赤ちゃんちっちゃくて可愛かった
食べちゃうんだと思うとちょっと可哀そうになってしまった タコがなくなって困るのはたこ焼き屋くらいだろ?たこ焼き屋が困るのは朝鮮人、そりゃ急務だわ、盗むのに >>119
なんでもかんでも朝鮮人のせいにするのは
なんか嫌だなあ(´・ω・`) ウツボも大々的に食べるセールしたら増えそうだけどな
喰ったことないけどウツボ旨そうだろ そんな簡単なこともわからなかったのかよ。
水産関係者ってアホしかいないのか? 大学の養殖実験センターの排水溝に
よくタコの赤ちゃんいたなあ
余った水槽で飼ってたけど
脱走→捕獲→脱走の繰り返しで
最後は研究室の飲み会のときの鍋のなかに
煮込まれてたなあ
あいつには悪いことをした >>119
タコカルパッチョうまいだろ
おでんにも欠かせない なるほど海水注入口を底のほうに置くとパスってな!
ガハハ! >>116
>>122
ワタリガニや上海ガニは養殖されて市場に流通しているそうだ >>129
そうなんだ。なら餌の確保は困らないからコスト次第か。サンクス! >>131
ウナギって何故こんなに複雑なことするんだろと考えるほど不思議な生態。
知れば知るほど面白い。 うなぎを遺伝子操作して川で生まれて川で死ぬようにすれ >>1
最近タコ高いよね。北海道産よりもモーリタニア産の方が高い。 >>135
うなぎの実がなる野菜を作るんだ!w
マジめに言うと、うなぎ味の大豆ぐらいかな・・ 何故何千キロも離れたマリアナ海嶺なのか。
水深は?、ペア?集団?どんなルート?など謎すぎる生態が面白いよね。 >>100
最近はモーリタニア産が多く売られてるね
食べることがタブーとされてる宗教宗派もあるけど世界的に見ればそれなりに食されているみたい タコはオクトパスだね
たこ焼きは
オクトパス焼き
(´・ω・`) 昔の水産技術者は凄かった。今の水産技術者はチンカス。すでにある技術や研究をベースにこねくりまわしてるだけ。 >>34
研究者「その結果の正確さを検証するのにさらに10年が必要です」 >>102
つまり>>4が心配するまでもなく、特許を出願してもどうせ取得できなさそうな部分を選んで記事に書かせた。ということか、 >>77
生命とは意外としたたかだ
あきらめちゃいかん
まあ養殖しつつも天然のオアシスみたいなところも残るとよい >>100
中国はなんでも食べるが日本食ブームで一時的やで >>147
まあこういうのは実施されてから報道してやれよと >>3
こんなの未だにあるんだな
もう30年近くなるぞw ノウハウをベラベラ喋ってるな
これならすぐに韓国産や中国産の養殖ダコが市場を占拠して価格も安定しそうだ >>134
面白いけど、その生態の解明には長期に渡って税金投入されてんだぜ?
研究者のロマン追及のために俺ら働いて税金納めてんのかよと思うと腹立つし、蛸なんて最悪食べなくても大丈夫だと思うわ。 >>108
その常識とやらが自然に伝わらない時点でマニアックな知識でっせ >タコの国内の漁獲量が最盛期の3割にまで落ち込み、
捕鯨とかで
「科学的統計に基づいて、持続可能な水産資源として利用する」
って言ってるけど、正直説得力無いわ。
こういうタコ・サバ・ウナギみたいな近海の漁業資源の管理失敗して軒並み漁獲高減らしてんだ。
かつてカナダや北欧が苦労の末導入したハードな漁獲制限を導入せにゃならんのだろうが、
漁協と政治家がつるんでブロックし、緩い制限しかかけてないせいで、
資源を食いつぶす未来しか残されてない。
正直、こういう養殖技術開発の話って、本来やらなきゃならない事から
目をそらせる意味で流してんじゃねぇかと。
>海外からの輸入も激減
海外資源も食いつぶしたって事かね。
モロッコで既にそうなってるって話は見たわ。 蛸が資源が枯渇するまで減ったのって銀ダコみたいな
たこ焼きチェーンが原因だろ?
廃棄でとんでもない数の蛸が無駄に捨てられてるはずだしな
カタツムリとかで代用しろよ
サイゼリアのメニューにあるくらいだから無理じゃないだろうし
たこ焼きチェーンでたこ焼き買う層は歯ごたえくらいしか求めてねえだろw >>158
>カタツムリとかで代用しろよ
カタツムリは寄生虫がいる
もちろん、加熱調理されたものならそのカタツムリに関しては安全だ
しかし今のたこ焼き屋の営業環境と客層を考えると、必ず無茶をする奴が出てしまう
従って、現時点で安全な食材であるタコを使い続けるしかない ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています