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【生物】シロアリに「森を守る保険」の役割、干ばつになると倍増して土壌の湿度を維持 実験で解明[01/16]
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0001しじみ ★垢版2019/01/16(水) 13:32:31.75ID:CAP_USER
■干ばつになると倍増して土壌の湿度を維持、ボルネオ島で研究

 シロアリが、危機に陥った熱帯雨林を守る「保険」のような役割を果たしていることが、最新の研究で明らかになった。

 シロアリは、森の掃除屋として落ち葉を食べ、トンネルを掘って土壌を換気し、生態系全体の「土木工事」を請け負っている。しかし、森の健全な機能を維持するうえで、どれほど重要な役割を果たしているかは、これまで正確にはわかっていなかった。

 英ヨーク大学の昆虫学者ハンナ・グリフィス氏の研究チームは、ボルネオ島、マリアウ盆地の特定の区域からシロアリを排除し、その影響を観察することでシロアリの役割を解明。研究成果を1月11日付けの学術誌「サイエンス」に発表した。

 グリフィス氏らが実験を始めたのは、偶然にも2015年から2016年にかけての時期。エルニーニョ現象が発生し、森が極度の干ばつに見舞われていたときのことだった。研究チームが発見したのは意外な事実だった。シロアリが例年の2倍近くに大繁殖し、干ばつに見舞われた森を健全に保つ役割を果たしていることがわかった。シロアリが多い場所では、土壌の湿度が保たれ、より多くの若木が芽吹き、長期にわたる厳しい干ばつにもかかわらず、生態系に異常が見られなかったのだ。

「シロアリは、生態系にとって保険のようなものです」と、グリフィス氏は話す。結果としてシロアリは、気候変動のプレッシャーから森を守っているという。

■シロアリのいない区画と比較

 シロアリの評判は悪い。米国では毎年、巨額のシロアリ被害が報じられ、インドの銀行では文字通りお金が食べられてしまったこともある。業界全体をあげてシロアリ駆除を目指す産業もある。

 しかしシロアリは、多くの自然の生態系において重要な役割を果たしている。熱帯林の落ち葉や枯れ木を食べて分解し、栄養を生態系に還元して、他の動植物が利用できるようにしていることは、何年も前から知られていた。だが、その役割を正確に解き明かすのは困難だった。森に積もった枯れ葉などを分解しているのは、シロアリなのか、あるいは土壌の微生物やアリなのか、またはそれらすべての共同作業なのかを判別できなかったからだ。

 グリフィス氏の研究チームは、シロアリ以外の生物は一切食べない毒入りのセルロースをまくことで、森の中から局所的にシロアリの数だけを抑制した。「本当にトイレットペーパーのようなものです」と同氏は話す。このセルロースをまいた後には、シロアリがほとんどいない生態系が残る。これを通常の生態系と比較することで、シロアリの正確な役割を解明した。

 干ばつが起きなかった年には、通常の区画とシロアリを抑制した区画との間に、大きな違いは見られなかった。しかし、干ばつが起きると、その差は歴然だった。落ち葉を食べるシロアリが多い区画では、土壌は乾燥せず、若木が芽吹き、森は過去20年で最悪の干ばつにもビクともしなかった。

「シロアリは、気候変動の影響を軽減する緩衝材のような役割を担ってくれるのです」と、米プリンストン大学の生態学者ロブ・プリングル氏は話す。なお、同氏は今回の研究には関与していない。

https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/011300033/ph_thumb.jpg

ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/011300033/
0003ニュースソース検討中@自治議論スレ垢版2019/01/16(水) 13:39:24.72ID:PnCrqupb
喰いつ喰われつ
0005ニュースソース検討中@自治議論スレ垢版2019/01/16(水) 14:08:21.62ID:lbAoqEBU
無駄な物は少ないらしいね
0006ニュースソース検討中@自治議論スレ垢版2019/01/16(水) 14:08:38.84ID:7EIGn6Vi
湿ったところが好きだから、
クワガタの幼虫とかと取り合いになるの。
0007ニュースソース検討中@自治議論スレ垢版2019/01/16(水) 14:48:20.48ID:Xc/nY008
ゴキブリはシロアリの仲間
0008ニュースソース検討中@自治議論スレ垢版2019/01/16(水) 15:33:49.40ID:E3D+bGTG
人間にとって都合のよい解釈を付けるのが仕事です
0012ニュースソース検討中@自治議論スレ垢版2019/01/17(木) 00:48:18.08ID:FoiQwBy3
土壌が乾燥しない仕組みは何だよ
0013ニュースソース検討中@自治議論スレ垢版2019/01/17(木) 02:41:50.84ID:6a+5sMIY
シロアリって地下に巣を作って互いに食べた木材を(排泄物経由で)食べたりしてるなあ

そしてシロアリの巣は例によってカチカチのレンガみたいになってしまう
熱帯だと特に

雨季にそういうのがあると保水性で邪魔になる
逆に乾季だと、石の下が湿ってるみたいな状態になるのかねえ?
0016ニュースソース検討中@自治議論スレ垢版2019/02/08(金) 08:05:40.12ID:7XuVRnDf
シロアリの活用で石炭もクリーンに−大気汚染を減少させる
https://www.zasshi.jp/pc/action.php?qmode=5&;qword=%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%AF&qosdate=2019-02-05&qpage=3
0017ニュースソース検討中@自治議論スレ垢版2019/02/08(金) 08:09:28.76ID:7XuVRnDf
シロアリは腸内微生物によって高効率にエネルギーと栄養を獲得
−セルロースを分解する原生生物とその細胞内共生細菌が多重機能により共生−
http://www.riken.jp/pr/press/2015/20150512_2/
0019ニュースソース検討中@自治議論スレ垢版2019/02/09(土) 17:07:36.45ID:fkupEPbu
そうならなかったら、森が枯れて砂漠になるから、結果論として
いま森になっているところではそうならないような役割をしてし
まう生物(今の場合シロアリ)が自然選択でもって台頭しただけ
のことだ。シロアリが自覚を持って思い立って森の為にとやって
いることではない。
0020ニュースソース検討中@自治議論スレ垢版2019/02/10(日) 04:14:21.23ID:BxHuEWEN
熱帯はシロアリのうち地上まで歩き回って落ち葉や枝を砕いて巣に持ち帰るような種類のせいで
地上の植物性の有機物がどんどん地中に持ち込まれてしまう
だから裸地になり易くそこに熱帯の豪雨が当たるとあっという間に浸食される

本来は土壌に有機物が混ぜ込まれる事で土壌生物各種がそれを食べようと動き回って
土壌が多孔質になり、空気が通り易くなって植物の根が呼吸し易い土になるのが良いのだが
シロアリが関わるとその有機物までガチガチの土の中に埋め込んでしまう

とは言っても、その土から( 有機物でなく )無機栄養がゆっくりとしかし確実に出て来るようになる
その分だけ植物にとって成長し易い土壌になる

またシロアリが地下に作った巣の空間周りが頑丈になり、それがある程度岩盤のようになれば
乾燥した期間がちょっと長くなっても巣の下に水分が保たれる
そこで植物が何とか命脈を保つ
0021ニュースソース検討中@自治議論スレ垢版2019/02/13(水) 12:26:35.69ID:2atZbe5T
アフリカの砂漠地帯でシロアリとゴミを使って農業始めた日本人いたでしょ?
バッタが大量に発生しててやべえ、みたいなことを言ってたやつ
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