【ゲノム研究】食道がんのリスクを189倍にした要因が明らかに
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東京大学大学院の松田浩一教授(新領域創成科学研究科メディカルサイエンス群・クリニカルシークエンス分野)は、精密医療(オーダーメイド医療)を実現するために27万人分ものDNAを保管するバイオバンクを運営しつつ、みずからそのバンクのユーザー(研究者)でもある。
そのバイオバンクを使ってどんなことがこれまでに分かってきたのか、ご自身の研究に寄り添いつつ聞いていこう。
「バイオバンク・ジャパンが始まったのは2003年ですが、その後、5年ほどは、エントリーの時期で、参加の意思がある方から血を採らせてもらって、DNA、血清、臨床情報を収集するのに費やしました。そうするうちに、だんだんいろいろな病気の方のDNAが集まってきて、例えば、食道がんについて、まず200人の患者さんと健常な人1000人くらいを比較してどんな遺伝子を持っている人がリスクが高いのか、いわゆるケース・コントロール・スタディ(症例対照研究)ができました」
DNA試料のバンクの構築は一人ひとりに説明して試料を集めるものだから、とても手間がかかる。しかしひとたび充分な症例が集まると、まずは症例対照研究を行って、食道がんの人に多い因子、この場合は遺伝子の型を探すことができるようになった。単純に言うと、食道がんの人(症例)と健康な人(対照)のゲノムを比較して、違っているところを見つけたということだ。
ただ、ふと疑問に思う。ヒトのDNAには30億もの塩基対があると聞く。それら全てをひとつひとつ見ていったとしたら大変なことになると容易に想像できる。
「たしかに、30億の塩基対すべてを比較しているわけではありません。見ているのは、SNP(Single Nucleotide Polymorphism、スニップ)、一塩基多型と呼ばれるものです。これは、ヒトのゲノムの塩基配列の中で、300カ所に1カ所ぐらい、つまり、30億のうちの1000万カ所くらいにある、個々人によって情報が違っている部分です。1つの塩基が違うだけで、体内で作られる酵素などのタンパク質の活性が変わったり、そもそもその遺伝子が働かなくなったりします。肌や目や髪の色が違うのもSNPで説明できますし、実は血液型の違いもSNPの組み合わせで決まります。我々の食道がんの研究では、SNPのうち55万カ所を比較しました」
ぼくたちはヒトだから、だいたいの遺伝情報は同じだ(だから同じ種だ)。でも、ところどころ違うところがあって、それが個性の源でもある。そういった違いをもたらすものとして代表的なのが、一塩基多型、つまり、SNPだ。もうひとつ代表的なものに、遺伝子の数の違いが問題になる「コピー数多型」というものがあるが、一塩基の違いを見ればよいSNPの方が研究対象として扱いやすく、まず先に研究が進んだそうだ。そして、その端緒をひらいたのが松田さんのグループによる食道がんの研究だった。30億塩基をすべて調べるかわりに、「万」で語ることができる数のSNP。ずいぶん数は減ったが膨大であることには変わりない。こういう総当たり的なやり方というのは、やはり大量のデータを扱うことができる情報技術時代の申し子といえる。
「これは、仮説を置かない研究なんです。我々は55万カ所とりあえず全部調べてみて、その中であり得ないぐらいの低い確率のものが見つかったら、おそらく偶然ではなくて必然だろうと考えます。この場合、食道がんの人と健康な人のSNPの塩基の頻度を比較して、差が大きかった上位の1万2000のSNPについて、さらに別の集団でも確かめて、結局、食道がんの発症と非常に強く関連する遺伝子領域を同定できました。ALDH2とADH1Bと呼ばれる2領域です。これらは、アルコールの分解に関わる酵素の遺伝子だとすでに分かっていました。そして、それぞれのSNPの型の間で比べると、高リスクのタイプと低リスクのタイプでは4倍くらい食道がんの頻度に差があることが分かったんです」
ALDH2とADH1Bは、ともにアルコール感受性遺伝子と呼ばれるものだ。それぞれ、アルコール脱水素酵素と、アセトアルデヒド脱水素酵素という酵素の「設計図」に相当する。ぼくたちは体内に入ってきたアルコールをアセトアルデヒドにし、さらにそれを酢酸にすることで無毒化しており、その過程で働くのがこれらの酵素だ。「仮説を置かない研究」の結果、”飲酒と食道がん”という疫学研究ですでに示されているリスクと関連しそうな遺伝子が特定されてきたというのは非常に示唆に富む。
■精密医療の実現を目指すバイオバンク・ジャパンの運営に携わり、自らも研究を行う東京大学大学院教授の松田浩一さん。
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/19/122000001/122600003/01.jpg
続きはソースで
ナショナルジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/19/122000001/122600003/ >>47
酒や煙草がそんなに好きだと思う人間が
もう少数派になりつつあるよ 2つのリスク遺伝子を持っていると、飲酒喫煙無しでも約7倍か。
7倍は防ぎようがないわけだね・・・。 >>41
癌で亡くなった人のすべてが水を飲んでいたらしい
また他の原因で無くなった人も、日常的に水を飲んでたもよう 「酒は百薬の長」→ ウソ
「適量の酒は健康に良い」→ ウソ
少量でも「百害あって一利なし」らしいね。 酒のほうがタバコより発癌性が2倍程度高いってのは意外。嫌煙厨は仕事が増えるぞよかったな 日本人の場合、アセトアルデヒドの分解酵素は;;
○持っている
○持っているが働きが弱い
○持たない
に、別れる。自分がどのタイプかは試薬を薬局で売ってるので調べろ。 養命酒はどうなん? わい酒は飲まへんけど養命酒はこの時期欠かせないから心配や 飲酒自体ではなく
アルコール分解酵素が少ない体質の人がなりやすいってこと? >>78
そらそうよ
酒だけが猛毒発ガン物質であるアルデヒドを生じるわけじゃない
だから酒を飲まない動物でもたいていアルデヒド分解酵素を遺伝子レベルで持ってるんだ
食道ガンだけでなく、頭頸部ガンも痛風も、何倍も多く発症してしまう
そういう「ポンコツ」が顕性遺伝で半数近くまで増えたのが世界で唯一、東アジア。
この繁殖力を見るや、下戸はめちゃくちゃエロい。 >>26
違う違う
繁殖し始めた場所の土地、気象条件から察して、
下戸はおそらく超高地の寒冷、低酸素に耐えるための変異なんだよ
下戸は皮膚血管が拡張しやすいから、顔、耳が凍傷になりにくい。
高山病のリスク比較で下戸と健常者を並べたら、おそらく下戸が有利(なりにくい)な結果が出ると思う。
俺は加えて、日本人の(筋力や心肺機能以上に)マラソンに強い特長にもこの遺伝子が関わってる気がしてる。 ガンの他に白内障、近視も下戸と関係がある。
健常個体は瞳にALDH2を備えているから紫外線その他のストレスから眼を守ってるが
下戸は紫外線その他のストレスが眼を襲ってしまう。
下戸が多い東アジアは、白内障と近視も多い。
相関性はほぼ間違いない。 >>83
その食事に一滴のアルコールも入ってないとでも思ってます? アルコールとかどう見ても痴呆症とか知能の低下にも関わってるでしょ
この辺もちゃんと研究したら絶対因果関係はっきり出てくるよ >>87
すでにアルコール脳症って名前がついて、結構研究されてる。 【モンサント、アマルガム】 厚労省、危険物を安心て、ふざけんな、国いらん。オノ・ヨーコ「来るな」
http://rosie.5ch.net/test/read.cgi/liveplus/1547000522/l50
2008年 12808万人 + 5万 △△△△△
2009年 12803万人 − 5万 ▼▼▼▼▼
2010年 12806万人 + 3万 △△△
2011年 12780万人 −26万 ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
2012年 12752万人 −28万 ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
2013年 12730万人 −22万 ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
2014年 12709万人 −21万 ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/asaloon/1546600138/l50
ただちに影響が出てますよ、枝野さん。 酒飲むと寿命が伸びるし
100歳超えてるひとでもタバコ吸ってたから生きてる人もいる
はい嘘記事乙 >>56
おまえ、大間違いだぞ
本文のつづき読んでみろ >>95
適量な
タバコは一利もないよ
肺癌のリスクが高まるだけだ
もしくはCOPD >>95
マクロで見てそういう傾向にあるという話に
○○は酒飲んで煙草吸ってても長生きしているとか
ミクロの例を出しても反証になっていないし頭が悪いだけ >>27
それ本当は違うんだよ
ググってみて
バカは誰だ?w >>32
コホート研究ではリスクが上がるみたいだな >>7
表現はどうでもいいよ。
科学ニュースではその芯を読み込め ようするに、顔が赤くなるタイプは、酒を飲むと癌になるよって事 日本人なら食道ガンになる前に
急性アルコールで死ぬか
中毒で死ぬ肝臓やられてw
膵臓もやばい
酒=食道ガンなら
下戸じゃない日本人の倍以上を飲んでる
外国人の方が多くないと可笑しい
胃液が上がって荒れるからろ食道がw 俺の父方の兄弟が8割癌で一人が食道がん
俺にも混じってる可能性大 >>29
マイケル・ダグラスな。
クンニやりすぎでがんになったのは。 アルコールは呑む都度、消化器の粘膜が剥がれ落ちている事を考えるべきだね。
剥がれ落ちた後の粘膜組織は再生される訳だが、その回数が多いほど癌細胞が発生し易くなるんだから。 >>111
昔から経験則で健康リスクって解ってたんだろうな。
健康診断の時に必ず飲酒や喫煙の有無をアンケートされるし。 >>8
「濃い」アルコールを食道通過させるとまずい
ストロングゼロなんてたかが知れてる
ウオッカとかウイスキーのストレートを
常飲してでもいなければ 酒止めるのが一番キツい。俺はこれで死ぬんだろうなぁとは思う。 >115 酒で死にたくないなら
まだ飲める、飲みたいくらいの量でお開きにする。
今日も飲みたいと思う日も明日の楽しみに取っておく。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています