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【軍事技術】「戦車+ミサイル=最強!」を本当にやった西独、米、旧ソ連 使いものにはなったのか?[12/20]
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0001しじみ ★
垢版 |
2018/12/21(金) 17:52:47.92ID:CAP_USER
■武器は載せれば載せただけ強い…のか?

ロシア・ソ連は時々「こんなもの本当に作っちまったのか」と思わせる、西側とは違う発想の“ゲテモノ兵器”を登場させます。

 旧ソ連時代に「BMP-3」という装甲車が作られました。これは「歩兵戦闘車」と呼ばれる装甲車で、歩兵を運び、歩兵の戦闘を支援するのが任務ですが、その武装にびっくりさせられました。砲塔は小さいにもかかわらず、100mm砲に同軸の30mm機関砲と7.62mm機銃という三連装で、しかも主砲の100mm砲は砲身から砲弾のみならず対戦車ミサイルまで発射できる「ハイブリッドガン」だったのです。つまり四種類の武装を載せているわけで、長射程の対戦車ミサイルから威力のある大砲、連射の効く機関砲、機関銃と、見かけは「全部載せ」、最強の武装です。

 旧ソ連の設計者は、あらゆる敵に対抗できる「万能兵器」を夢見たのです。いまでは歴史のかなたに消えた「多砲塔戦車」でも見られるように、ひとつの車体になるべく多くの武装をさせ、多機能を持たせようというのは、いつの時代も設計者や用兵家の理想のようです。

ミサイルが実用化され始めた1960年代、将来は、狙えば必ず命中する「必殺」のミサイルが登場し、大砲は時代遅れになってすべてミサイルに替わるという、SFチックな「ミサイル万能論」の唱えられた時期がありました。そうしたなか、戦車にもミサイルを載せようと考え出されたのが、普通の砲弾とミサイルが両方撃てる、前出の「ハイブリッドガン」です。

 やがて、アメリカと当時の西ドイツが1964(昭和39)年から共同開発していた試作戦車MBT70に、「XM150砲」というハイブリッドガンが載せられました。XM150砲の口径は152mmという大口径で、各種砲弾と専用の対戦車ミサイル「MGM51『シレイラ』」が発射できました。

■ミサイルと大砲両方撃てれば最強! のはずが

 しかし案の定というべきか、ハイブリッドガンであるXM150砲は、砲弾とミサイルふたつの照準と誘導システムを組合せた、複雑な構造で故障の多い難物でした。

精密品で、当時の技術では目標命中まで誘導し続ける必要があり、最大射程は3000mでしたが、目標に到達するまで10秒以上かかりました。命中率は大砲より良いとはいえ、とても「必殺」と呼べるレベルの代物ではありません。しかも、ミサイルの価格は砲弾の20倍以上でした。

 冷静に考えると、わざわざ二重の複雑な射撃統制装置を開発するより、通常砲弾専用の高度な射撃統制装置を開発して、砲弾の命中率を高めたほうが実用的でした。結局、西ドイツはハイブリッドガンの開発を諦めます。そしてMBT70戦車の開発自体も放棄されてしまいます。

一方のアメリカは「ミサイル万能論」にこだわり続け、「シレイラ」ミサイルが使えるハイブリッドガン「M81砲」をなんとか完成させました。このM81砲はM551「シェリダン」空挺戦車とM60A2戦車に搭載されました。しかし複雑な構造による不具合は解決されず、M60A2は1966(昭和41)年の採用決定から部隊配備まで6年もかかってしまいました。配備後も故障の多さに悩まされ続け、現場部隊の評判も芳しくなく、結局、西側陣営においてハイブリッドガンはモノにはなりませんでした。


■砲身から「シレイラ」ミサイルを発射するM551「シェリダン」空挺戦車(画像:アメリカ陸軍)。
https://contents.trafficnews.jp/post_image/000/034/963/large_181218_tank_05.jpg
MBT70のXM150砲で使用するMGM51「シレイラ」ミサイル。こまめな整備が必要な精密品だった
https://contents.trafficnews.jp/post_image/000/034/961/large_181218_tank_03.jpg
アメリカが完成させたハイブリッドガンM81砲
https://contents.trafficnews.jp/post_image/000/034/964/large_181218_tank_06.jpg
車内から見たXM150砲の砲尾
https://contents.trafficnews.jp/post_image/000/034/962/large_181218_tank_04.jpg
96K6「パンツィリ」の砲塔アップ。左右に分かれた12本のミサイルランチャーと4連装の機関砲が分かる
https://contents.trafficnews.jp/post_image/000/034/972/large_181218_tank_14.jpg

乗りものニュース
https://trafficnews.jp/post/82412
続く)
0002しじみ ★
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2018/12/21(金) 17:53:03.61ID:CAP_USER
続き)>>1
■ところがロシアでは完成していた

 ロシアでは、ハイブリッドガンが正式に使われています。先に挙げたBMP-3は、100mm砲から9M117ミサイルを発射できます。また、ロシアの主力戦車T-72やT-80の口径125mm砲で使用できる、無線誘導式ミサイル9M112(NATOコードネーム:AT-8「ソングスター」)とレーザー誘導式ミサイル9M119(NATOコードネーム:AT-11「スナイパー」)を完成させています。全てのそれら戦車が装備しているわけではなく、バリエーションのひとつとなっているようです。おもに通常砲弾を使い、ミサイルは補助的な役割で、対戦車用のほか攻撃ヘリコプターを狙うとも言われ、最大射程は5000m。戦車のミサイルで攻撃ヘリコプターに反撃しようなど、西側陣営には無い発想です。

成功作となりロシアから他国へも輸出されています。この砲塔だけでも分割販売するという、ヒット商品になってしまいました。

 また、ひとつの車体に大砲とミサイル両方を載せてしまった、「またこんなもの作っちまったのか」というゲテモノ戦車も存在します。2K22「ツングースカ」という対空戦車です。なんと、9M311対空ミサイル8発と30mm機関砲を四連装という重装備です。ちなみに日本の対空戦車で、「ガンタンク」の非公式愛称でも知られる陸上自衛隊の87式自走高射機関砲は、35mm機関砲が2連装です。これに比べると「ツングースカ」は、外見だけでもゲテモノ感がたっぷりです。

「ツングースカ」は限られた車内容積のなかに、ただでさえ複雑な射撃管制システムを、ミサイル用と機関砲用の2種類も詰め込んでいます。30mm機関砲の四連装は、砲弾の装填、排莢機構だけでも相当複雑になっていることが想像できます。存在が確認された1980年代当時、西側諸国では実用性に懐疑的でした。見掛け倒しの失敗作かと思いきや、どっこいロシアの主力対空戦車になっています。

 しかも「ツングースカ」の廉価版として、96K6「パンツィリ」という車両が1995(平成7)年に登場します。これはミサイルと機関砲の砲塔をトラックに載せたもので、2018年現在もシリアに派遣されており、実戦で無人機やドローンを撃墜する戦果も挙げています。

■砲身から「シレイラ」ミサイルを発射するM551「シェリダン」空挺戦車(画像:アメリカ陸軍)。
https://contents.trafficnews.jp/post_image/000/034/963/large_181218_tank_05.jpg
MBT70のXM150砲で使用するMGM51「シレイラ」ミサイル。こまめな整備が必要な精密品だった
https://contents.trafficnews.jp/post_image/000/034/961/large_181218_tank_03.jpg
アメリカが完成させたハイブリッドガンM81砲
https://contents.trafficnews.jp/post_image/000/034/964/large_181218_tank_06.jpg
車内から見たXM150砲の砲尾
https://contents.trafficnews.jp/post_image/000/034/962/large_181218_tank_04.jpg
96K6「パンツィリ」の砲塔アップ。左右に分かれた12本のミサイルランチャーと4連装の機関砲が分かる
https://contents.trafficnews.jp/post_image/000/034/972/large_181218_tank_14.jpg

乗りものニュース
https://trafficnews.jp/post/82412
0003ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2018/12/21(金) 18:04:34.77ID:pWWz6qHf
歩兵+対戦車ミサイル < 戦車+ミサイル
0004ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2018/12/21(金) 18:06:51.93ID:t8Os6tjn
歩兵の携帯する地対空ミサイルでさえ5キロは飛ぶのに
わざわざ戦車の車体で射程4キロの機関砲運ぶとか骨折り損
0005ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2018/12/21(金) 18:08:27.37ID:RQRkJAXT
>戦車のミサイルで攻撃ヘリコプターに反撃しようなど、西側陣営には無い発想です。
え?
戦車砲で充分なのに?
0006ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2018/12/21(金) 18:10:43.29ID:5CkXEPB/
ロシアは平和が、ただで手に入らないことを知ってるからね
戦後実戦経験皆無で肝心の装備品の武装は同盟国頼みの平和ぼけの国とは違う
0008ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2018/12/21(金) 18:14:33.04ID:EmdJMr9E
>>1
>旧ソ連の設計者は、あらゆる敵に対抗できる「万能兵器」を夢見たのです。いまでは歴史のかなたに消えた「多砲塔戦車」でも見られるように、ひとつの車体になるべく多くの武装をさせ、多機能を持たせようというのは、いつの時代も設計者や用兵家の理想のようです。
つまり自由に武器を持ち替えられる人型兵器が理想!
0011ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2018/12/21(金) 18:31:39.06ID:fO36+4J7
万能護衛艦いずも
0012ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2018/12/21(金) 19:10:23.23ID:x41QSYxq
アーマドコアみたいな発想かな
0013ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2018/12/21(金) 19:31:26.69ID:MdJxybqk
潜水艦+ドリル+空飛ぶ
0014ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2018/12/21(金) 19:31:41.25ID:iMdIoAed
カレーにトンカツ乗っけたら最強やろ
0015ニュースソース検討中@自治議論スレ
垢版 |
2018/12/21(金) 19:58:37.19ID:OH7xdrP0
パンツァーフォー!
0016ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2018/12/21(金) 20:14:08.82ID:NLqF+D7Z
>>1
画像右上の『乗りものニュース』の場違い感がwww
0017ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2018/12/21(金) 20:37:27.71ID:S/J04HRK
今のドイツ軍は崩壊寸前
0018ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2018/12/21(金) 20:47:20.34ID:s4fJXn4B
ロシアの滑腔砲から発射するミサイルは、超長距離の敵戦車を撃破するもの
2000〜5000mの、徹甲弾では威力が減衰する距離の敵に
一定の貫通力を持つミサイルは有効な攻撃手段
0019ニュースソース検討中@自治議論スレ
垢版 |
2018/12/21(金) 20:48:08.69ID:8IhxqvBo
>>5
金持ち&圧倒的空軍力の米軍には不必要
戦闘爆撃機の近接支援に悩まされた日独は対空戦車を装備
0020ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2018/12/21(金) 20:51:25.05ID:noXplPOt
ズムウォルトのAGS 155mm砲もやらかしてるらしい
0021ニュースソース検討中@自治議論スレ
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2018/12/21(金) 21:01:30.82ID:kM5W5o3P
どぴゅ〜バンバンバン〜ひゅるひゅる〜どひゃん〜!!BAGONOOOOO〜!!
0022ニュースソース検討中@自治議論スレ
垢版 |
2018/12/21(金) 21:11:08.28ID:qvRlKy8V
ガンダムで
0024ニュースソース検討中@自治議論スレ
垢版 |
2018/12/21(金) 23:06:30.13ID:s9dCNw//
最近は誘導砲弾とか射程延伸型砲弾とかあるから、違いが曖昧になってきてるな。
こいつらミサイルと大差無いし。
0025ニュースソース検討中@自治議論スレ
垢版 |
2018/12/21(金) 23:50:42.46ID:q7Blurqo
最後に頼れるのはガバメントとM2だけだとガニー軍曹が言っておる
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