【考古学】古代壁画に「指の欠けた手形」が多数あるのはなぜなのか?[12/05]
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古代の洞窟壁画には多数の手形がつけれられていることがありますが、この手形は「指が欠けた状態」であることがしばしば報告されていました。この理由について、研究者は「宗教的ないけにえ行為のために指が切断された」という可能性を示しています。
A Cross-cultural Perspective on Upper Palaeolithic Hand Images with Missing Phalanges | SpringerLink
https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs41982-018-0016-8
Strange Cave Art Could Mean These Palaeolithic People Amputated Their Own Fingers
https://www.sciencealert.com/strange-cave-art-could-mean-palaeolithic-artists-were-ritually-amputating-their-own-fingers
旧石器時代の洞窟壁画には、人間の手や指をかたどった「手形」がよく見られますが、フランスやスペインの壁画では、これらの指が一部失われている状態であることがありました。これまで、考古学者の多くは指のない手形が存在する理由について「ただの偶然だろう」と考えてきました。一方で、「指を曲げるなどして一部の指を描かなかった」という説もあれば、「一部の地域の人々には指を切り落とす慣習があった」という説もあるとのこと。
そして、サイモンフレーザー大学の考古学者であるMark Collard氏は新たな研究で、この「指を切断する慣習」という説を支持しました。「比較的新しい歴史の中でも、指の切断は多くの地域で一般的に行われています」「一部の後期旧石器時代の人々が宗教的ないけにえ行為として指を切断していたという仮説は、これまでのデータにも適合するものです」とCollard氏は述べています。
研究チームが上記のような結論を出した理由の1つは一部の地域で数多くの「指の欠けた手の跡」が発見されていることにあります。フランスのグロット・プレイストリック・ド・ガルガでは40〜50人がつけたとみられる231個の手形が発見されていますが、うち114個は指が1〜2本欠けている状態です。またフランスのコスケール洞窟では49個の手形のうち28個が、スペインのマルトラビエソ洞窟では71個の手形のうち61個が指の欠けた状態だったとのこと。
さらに、考古学者のC. Barrière氏は泥の中から人間の四肢を発見したことを1976年に報告しており、このうちいくつかの手には指がなかったとしています。Barrière氏が発見した痕跡と、指のない手形は同時代のものとみられています。
加えて、世界的な人類民族誌のデータベース「Human Relation Area Files」を調査したところ、現代においてもアフリカやユーラシア、オセアニア、アメリカの121の共同体が指の切断という儀式的慣習を持っていることが判明しています。もちろん多くの地域においてこの慣習はすたれてきていますが、いまだ現実のものとして行われている実態があるわけです。
ただし、指を切断する理由は文化によってさまざまで、愛する人の死を失った悲しみを表現するためや、あるいは職業的な身分証明、既婚の印、懲罰の形などとしても切断されることがあるそうです。このうち、後期旧石器時代の人々が指を切断した理由として研究者が信じているのは「宗教的ないけにえ行為」であり、指の切断によって神性や超自然的な力が得られると考えられていたとみられています。
一方で、今回の研究には参加しなかった考古学者のIan Gilligan氏は、氷河期時代に見つかった指の欠けた手形のパターンは、研究が示した民族誌的なケースに一致しないという点を指摘。氷河期に見られた「指の欠け」は凍傷の影響によるものだとしています。また、ダーラム大学の考古学者は、当時において指を失うことは自殺に等しかったため、対人関係において指を落とすという行為は割にあわない、として「指を曲げた状態で手形が取られた」と主張しています。
研究チームもこれらの可能性を否定しておらず、論文は「結論を出したものではなく、可能性を調査したもの」だとしています。「切断仮説は完璧ではありませんが、さらなる調査を行うべき正当性を持った仮説であることを示すものです」とのことです。
https://i.gzn.jp/img/2018/12/05/palaeolithic-hand-images/002.jpg
https://i.gzn.jp/img/2018/12/05/palaeolithic-hand-images/00.jpg
GIGAZINE
https://gigazine.net/news/20181205-palaeolithic-hand-images/ 肉体的に過酷でハードな生活
医療も発展してない状態
指の一本二本欠けた状態になるって
別に珍しい事じゃなかったんだろ 人類の起源は朝鮮人だと立証されたわ
指詰めてるヤツは朝鮮ヤクザ
万能壁画はよwwww 暇だから賭け事で手とか指とかを賭けて失ったという説を提唱する。
なんか宗教的理由ってのは当時の人々の生々しい生き様を表現するには大雑把すぎる気がして好きじゃない。
昔の人だって今と大して変わらん脳みそを持ってそれなりに考えてきたんだろうよ。 正直、賭事で失った、てのも五十歩百歩と言う感じ
ヤクザじゃあるまいしそれで相手が得するわけでもない 欠けているのがどの指か、偏り具合で、人為か偶然かある程度わからんのか? >>9
考古学者って分かんない事があると
宗教祭祀ではって逃げるよなw 普通に近代だって仕事で指を欠損した人はいる
宗教的行動ならむしろ「欠けた指が生えますように」と
嘆願のつもりかも知れん >>14
そうだな。
娯楽とかそういう発想はないよな。
神様>お笑いとかとでも思ってるのかもな。 普通に書き損じじゃねぇの?
指の数間違いは現代の漫画家にもよくあるし
古代だったら画力が無かったとかじゃないのか? 戦争してた、治安の極めて悪い時代は手足の欠損なんて当たり前だったのになんだこのゆとり脳は・・・
ちょっとした病気や感染症で耳や鼻、歯、毛髪などがなくなるのも日常のことで完全な人間なんて少なかった >>18
こういうい壁画の手の絵は壁に手をあてて口に含んだ
絵の具の粉を吹き付けて描く手形なの 折り曲げた、狩猟時の怪我、事故で切断とかだろ
自ら切り落とすとか、現代でもリスク有りすぎなのに 切断されたんじゃなくて何かで切断してしまったんじゃないか?
わりと自然状態に近い状態で生きるってのは過酷なんかもしれんぞ 壁画スレで飛んで来たのにここまで起源 万能壁画が出ないとは、 ていうか、凍傷って
指1本だけが丸ごと欠けることなんて無いから 母親が家族を亡くすとその家族にあたる
部位を切断するのは最近まで部族の風習としてあった
長生きの老婆で体中欠損だらけとか普通 切断とか簡単に言ってのけるけど、実際問題だらけだろ。かさぶた出来て気づいたら治るなんてもんじゃないし。 現在でもチンコの皮を切断する風習がある地域が存在するしな。 たぶん古代のヤクザ集団だと思う
ヤクザの起源が解明されるかもね アフリカだと体の部位を呪術の触媒として今でも使われてるよな
アルビノの 旧石器時代の族長「またイノシシ取り逃がしたんかえ…」
戦士「こ、こらえてつかぁさい!こんどこそ!」
族長「前にも聞いたけえ…吐いたツバは飲まれんのじゃあ…ケジメじゃあ!」 >>1
先日イノシシだかに薬指食われた80すぎのBBAがいたじゃん
あれだよ >>43
いやだから、そのイノシシに指食われたんだよw 怪我で無くす事もあるか?
衛生状態悪い時に爪が剥がれるとどうなるんだろう やっぱり昔の人は野蛮人。人間が人間らしくなったのは近代以降。 旧石器時代は寿命が15〜30歳ぐらいだったみたいだから、指の1本や2本失っても使い捨て感覚で生きていけそう
現代人みたいに80年も生きるとなると不便と苦痛を長い間味わうことになるから指一本失ってもキツイわな 絵に魂が入るといけないからワザと体の一部を欠けた状態にして描いた。 村の掟を破る重大な罪を犯した場合、
罰として指を切断させられたに一票。
古代だと牢屋とか無いだろうしな・・・ >>20
間違い探しだったんじゃない?
何個かおかしい手が混じっていますどこでしょう的な見世物 子供を亡くすと母親が指を切断してそれを悼む風習のある部族がインドネシアにあったような 四肢が切られてて、その複数の手の指が欠損してたってんならやっぱり呪術がらみかね?
というか、むしろ現代の121の共同体の思考が気になるよ。 鳩やカラスが足の指欠損してるのはよく見る
鳥で落とすんだから、陸上生活の人間が旧石器時代の野生状態なら1本や2本普通に落としそう。
>1にあるけど凍傷の他に、現代のように医療もほぼ無いうえに骨折しても、生活の為に働かなければならない。
骨折後に自然治癒はしたが、曲がらなくなったりする場合があるし、治癒待たずに切り落としてたかも。 あちこちで手形が残されているけど、そもそも何故手形が広範囲に広がって洞窟の
壁に吹き付けられているのか、それすらわかっていない。 >>76
狩猟採集社会だから、転々と移動するが、洞窟等の居住に適した場所は友好関係のある別のコミュニティとは共有。
稀に遭遇しても手形で自分達のコミュニティも使う権利があるのを証明するとか。
逆に新たに洞窟発見しても、手形あると勝手使って見つかると大変な事になるとかだろうか。 >>80
上書き合戦は想像すると面白いねww
でも、狩猟採集なら数日徒歩で移動出来る範囲くらいなら、季節毎に食料確保が楽な場所に渡り歩いていたと予想。
冬や春は暖かい沿岸部、夏は狩りに適した平野部、秋なら木の実沢山取れる森林とか・・
その場合、弱いコミュニティは良い場所の洞窟使えないだろうね。 単純に、感染症に対する医療行為(切断)だと思うけどなぁ
指は様々なものに触れる機会が多く切創しやすいのと、当時の衛生状態や医療技術を加味すると
衛生状態が悪いときちんとした治療をしないと、すぐ化膿→壊死するからな
宗教的な儀式と考えるよりかは説得力あると思うけど >>1
切断したとかじゃなく
いたずらや流行の可能性も 遠い未来、核戦争のせいで放射線障碍者が大量発生。
彼らは清浄な大地を求め、タイムマシンで過去に旅立った。
って『サイボーグ009』で言ってた。 >>57
ググり方が悪い
民俗学を取り入れた昭和時代の漫画にもなってる 親族が亡くなると女性が指を切り落とす、って習慣は
本多勝一の秘境ルポ本で読んだ気がするなぁ。すると『ニューギニア高地人』か。
小学校の課題図書か資料あたりだった記憶。
旧石器時代には指が10本より少ない人類と現代の人類の先祖が共存していたが、
何らかの理由で共存が崩れ、現在の指10本の人類が生き残り、他は絶滅した。
と考えるのはどうだろう? 割とよく落ちるよ。プレスやってれば指落として一人前だった
うげげと思うけど、慣れるとなんとかなるもんよね はやし宏司に聞けばなんかわかるんじゃね?
https://youtu.be/Colsh-C5vWs
世界中の洞窟で見つかってるらしいけど >>74
日本も含まれてんじゃね?ヤクザのは懲罰だろ? 農業の従事者も漁業の人も昔から
指が欠けてて一人前と言われいてる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています