タイガー魔法瓶 最強の技術者に聞く「宇宙から試料を冷たいまま帰す[最強の魔法瓶]開発の舞台裏」[11/12]
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魔法瓶メーカーの宇宙開発への挑戦が、ニュースで大きな話題になりましたね。タイガー魔法瓶(株)は国際宇宙ステーション(ISS)から実験成果物を地上に返すことを目指した、JAXAの小型回収カプセル実験に参加。試料を蓄冷材のみで4度で4日以上保ち、再突入用カプセルに格納された状態で40Gもの衝撃に耐える真空二重断熱容器の開発に成功。11月11日、宇宙から回収実験が実施され、試料の回収に成功!タイガー魔法瓶本社で、開発を担った技術者にお話を伺いました。
小型回収カプセルに搭載した真空二重断熱容器(外容器:直径29p、高さ32p)のサンプルを手にするタイガー魔法瓶商品開発グループの森俊彦さん(右)と堀井大輔さん(左)。内容器の口部から冷気が逃げないように、すっぽり外容器をかぶせる構造が特徴。
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「絶対、無理」だけど「面白そうやな」
hayashi_1なぜタイガー魔法瓶さんが宇宙開発に携わることになったのか、経緯からお聞かせ頂けますか?
■mori_1弊社のホームページに産業機器に関するお問い合わせフォームがありまして、年に何件か問い合わせが届きます。2014年4月、JAXA様から質問がぽんと届いたんです。「大型の真空断熱容器を作ってみたいのですが、特注品として製造していただくことは難しいでしょうか?」と。
hayashi_1え、正面からメールで?
■mori_1はい。「突然すみません」と。メールを見た時は「え、JAXA?何の問い合わせかな」と。
hayashi_1JAXAは知ってましたか?
■mori_1ええ、もちろん。でも仕事柄、接触するなんてとんでもないというか、考えてませんでした。弊社は日本国内で真空にできる装置を持っていますから、やってやれなくはない。でも、宇宙となりますと話が大きいですから。最初はまったく想像がつきませんでした。JAXA様は宇宙から試料を回収する方法として、真空断熱容器だけでなく他の断熱素材も検討しておられたようです。でも結局、普通の断熱方法だと温度的に持たないと。
タイガー魔法瓶の真空炉。7つの部屋を通して空気を抜いていく。宇宙用の真空断熱容器は大きいため通常より時間をかけて真空にしたそう(提供:タイガー魔法瓶)
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hayashi_1電源を使わずに、4日間にわたり4度でしたっけ?
■mori_14度±2度の範囲で4日間以上という条件でした。どうしても達成したいプロジェクト案件ということで来社されました。当時、役員の河合が「弊社がやらなければこの計画はなくなってしまうんですよね。じゃあ、やりましょう。」ということでプロジェクトがスタートしました。それが2015年11月です。
hayashi_1最初にJAXAからこの話を聞いた時にはどう思われましたか?
■mori_1本音をいうと、「絶対無理」と思っていました。
hayashi_1どうしてですか?
■mori_1温度条件が厳しい。通常の日常品のボトルですと、保温は10時間とかせいぜい24時間。それを4日間も保温しないといけない。それから衝撃。手元からポトンと地面に落とすような強度でなしに、最大40G。とてつもない衝撃です。「これは無理でしょう、本当にうちがやるんですかね」と思いつつも「よっしゃ、面白そうやな」と思いました。やっぱり仕事は楽しくやらないと。今までやってきた仕事でなしに、ちょっと違うレベルの仕事ができると。
hayashi_1「よっしゃ」ですか!ってことは、なんとかなるだろうと?
■mori_1どれだけ保温がもつかというところが肝でしたね。魔法瓶は好きですし、池井戸潤さんの「下町ロケット」は読んでましたから、やらせてもらえると決まった時は嬉しかったです。本当に。
hayashi_1その時、森さんはどういうお立場だったのですか?
■mori_160歳をちょうど超えた頃で、嘱託的な感じで仕事をしていました。業務の一つに産業機器の窓口をやらせてもらっていました。
hayashi_1産業機器とは例えばどんなものですか?
■mori_1例えばトヨタの北米市場向けプリウス(2004年モデル)の冷却水の蓄熱容器があります。走行時のエンジン冷却水を真空タンク内で保温しておくことで、寒い朝でもエンジン再始動時にすばやく最適な温度に上がってくれます。
hayashi_1タイガー魔法瓶は分野問わず、新しいことにチャレンジする文化があるわけですね?
■mori_1もちろんビジネスとして成り立つ範囲内が基本ですけど。割とやらせてもらえる環境にはあると思います。
続きはソースで
http://cemed.in/hakuto/news/archives/1607 北海道の冷蔵倉庫が数日の停電で全道壊滅しましたが
平均気温が20度を超える中 地元冷蔵倉庫は 丸3日の停電に耐えました。 ♪ 象のマーク 象のマークの 象印まほービン ♪
♪ ぞぞ ぞっぞぞ ♪ 完全に密閉して
完全に断熱して
衝撃に強い
頭で考えるのは簡単だけど
非公開技術がたくさんあるんだろうな 例えば電気ポット(40gに耐えられる魔法瓶)に試料を入れて
帰還カプセルに入れて地球に落とすような事なのか
真空とか書いてあるから、魔法瓶の中に入れる仕組みがわからなかった タイガー タイガー タイガー タイガーアッパーカッ >>5
節子、像やない! トラやトラ、お前はトラになるのだ!
♪ トラーのマーク トラーのマークの ♪
♪ タイガーまほーびん トラらったった♪ や なんでJAXAはサーモスに依頼しなかったんだろ?
ガス類の供給とかで以前から取引があるのに >>19
サーモスは大型の真空容器を作る設備が無かったんじゃない? >>22
失礼しました
設備は持ってるんだ
なんでタイガーにしたんだろ? >>■mori_160歳をちょうど超えた頃で、嘱託的な感じで仕事をしていました。
160歳だと!・・・と読み間違えましたww >>1
てか普通少なくとも電話してから訪問だろ
それと、魔法瓶とかやってることが小せーよww
ジャップww お客様だけろうけど、国家のお仕事するのに
JAXA「様」って言うのはやめた方がええちゃうかな。
なんか様付けることで感じが悪くなってるで >>26
打ち上げもフェアリングもダメな国
そこから逃げ出しただけの高麗棒子に
ふんぞり返られましても
不様としか言いようがありませんw しょせんニッポンは
素材(笑)とか魔法瓶(笑)とか
悪いけどさ(笑) ホントみっともないぞ(笑) >>29
未だに水車すら作れない国に言われても何とも思わん
水力発電所の水車はノルウェーから買ったんだよな? >>25
メールフォームから依頼とか、構想がかなり練られていたとか、タイガーに依頼したところに何か色々と面白い経緯がありそうですね。 >>31
たぶん先に依頼したけど
断られたか
まともなモノができず
途中で匙投げられたかのどっちかでしょ こういった実験的な宇宙物はなかなか企業が参加したがらないのでしょう。
金銭的な利益が少ないから。予算超過で企業からの持ち出しも多い。
指名理由の実際の所はどうなのか解らないけど >>34
そうならタイガーはそれをアピールする。
「タイガーは他社には出来ない物が作れる」
「JAXAの要求に応えられる高性能な物を作れるのはタイガー『だけ』」
こんなに効く宣伝はないから。
それに、他社が門前払いで断ったのではなく、要求を満たせず途中で断念したのなら、
JAXAからタイガーに、社名は伏せてでも「他社でこういう失敗があった」と情報が渡される。
そうしないと同じ失敗をして開発にてこずり、納期に間に合わなくなる可能性があるから。
ロケットに積むというタイトなスケジュールでは納期に間に合わないのは致命的。
ISSにタイガーの営業マンがプロボックスで届ける事は出来ない。
>>35
「広告換算」で予算突っ込める。 >>37
> そうならタイガーはそれをアピールする。
> 「タイガーは他社には出来ない物が作れる」
> 「JAXAの要求に応えられる高性能な物を作れるのはタイガー『だけ』」
そう言うのは日本人のメンタルに合わない
あと比較広告は色々面倒なことに巻き込まれやすい
http://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/representation_regulation/comparative_advertising/ >>1
火星旅行に使えるかもね。有害な宇宙放射線を遮断できるかも。 魔法瓶で放射線なんか防げるわけがないだろ
アブナイやつ >>41
魔法瓶とは関係無いし、重たいもん打ち上げるのも効率悪いな ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています