中国ランドスペースは2018年10月27日(現地時間)、「朱雀1号」ロケットを打上げました。ロケットは離床したものの、搭載した人工衛星の軌道投入には失敗しています。

北京をベースとする民間企業のランドスペースは、酒泉衛星発射センターから朱雀1号の打上げを実施。朱雀1号は3段式のロケットで、第1段と第2段の燃焼と分離には成功。しかし第3段に何らかの問題が発生し、CCTVの人工衛星「Furure」の投入に失敗したと明かしています。

ランドスペースは2015年に創立され、中国初の民間ロケットによる人工衛星投入を目指しています。また2018年には、同じく民間企業のワンスペース(零壱空間)が「重慶両江之星(OS-X)」ロケットを打ち上げ、高度40kmにまで到達しました。

■First private Chinese attempt to send rocket into space fails
https://www.theguardian.com/world/2018/oct/28/first-private-chinese-attempt-to-send-rocket-into-space-fails

https://sorae.info/wp-content/uploads/2018/10/20181029nland.jpg

https://sorae.info/030201/2018_10_29_china.html