米ロッキード・マーティンは、宇宙飛行士が搭乗できる再使用可能な有人月着陸船のイメージを公開しました。

この月着陸船は、月軌道プラットフォームゲートウェイと月とを行き来し、宇宙飛行士を輸送するのが目標です。最大積載量は1.1トンとなり、月面での最大2週間の滞在を可能とします。また積載燃料で月への降下と浮上が可能です。

現在ロッキード・マーティンはNASAとの契約の元、宇宙船「オライオン」を開発しています。オライオンは2020年の月周辺への無人打ち上げ、そして2023年の有人打ち上げを予定しています。一方、この大型の月着陸船は2020年代後半の運用が予定されています。また、打ち上げには大型ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」が利用される予定です。

さらに、ロッキード・マーティンはこの月着陸船を火星着陸船の「先駆け」としても捉えていることが報じられています。

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■Lockheed Martin Unveils Plans for Huge Reusable Moon Lander for Astronauts
https://www.space.com/42011-lockheed-martin-unveils-huge-moon-lander.html

https://sorae.info/030201/2018_10_10_lm.html